東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

室内干し・天日干し

2019-04-03 13:18:48 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 4月に入りました。でも夜中はものすごく寒くて風邪をひいてしまいました。

型抜き作業は晩から明け方にかけてやっているものなので、パンヤ入りのベストを着て、両腕は汚れてもよいようにして、足元から冷えるので靴下の上に厚手のルームソックス?やらを履いていますが、狭くて怖いのでストーブは使いません。

 型抜きしてバリ取りや鞣し終わったものは、とりあえず板の上に並べて窯の上で室温で乾燥させ、いくらか表面は白んでいるものは、暖房のある部屋の高いところへ移動させて乾燥を続けています。「火入れ」など大きなものは必然的に肉厚なので乾かすのにも時間がかかります。

 室内で大方乾いてきているものは物干し台へ移して雨の心配のない夜中に夜風にさらして乾かし、天日に晒しても大丈夫そうなものは日のよく当たるところで乾燥させます。天気予報にびくびくしています。

 まだまだ抜き出すべきものがたくさんありますが、乾燥させて素焼きできるものは同時進行で窯入れしていきます。

 作品展はもう今月の下旬まで迫っています。こういう機会をいただくからこそ、新登場のものを発表したいところですが、今回はこれまでいろいろな作業があったり、家の事情で人形作りの集中し難い状況もあって冷や汗ものですが、とりあえず2点、間に合うよう祈りながら型起こしをしているところです。どうなることになりますやら、、、、。南無三。

 整理していたら「鬼平」とか「馬乗り小姓」の素焼きがみつかったのはラッキーです。