7.17 ダーイシュ指導者バグダディ容疑者は今も生きている?
イラク内務省対テロリズム・情報局のアブ・アリ・アル・バスリ局長は、過激派組織「ダーイシュ」(イスラム国、IS)最高指導者のバグダディ容疑者死亡説を否定した。サウジ系の衛星テレビ局アルアラビーヤが報じた。
バスリ局長によると、バグダディ容疑者はシリアに潜伏を続けており、場所はラッカ近郊だと見られている。
バスリ局長は、イラクの情報機関はバグダディ容疑者とその追随者の「追跡と、全ての移動のモニタリングに誰よりも関心を寄せている」と指摘した。
バグダディ容疑者は1971年、イラクのサマラで生まれた。
報道によると、バグダディ容疑者は敬虔な家族の出で、親類は有名な宣教師や、アラブ語、レトリック、論理分野の専門家だった。
2003年の米軍主導の有志連合によるイラク侵攻後、反政府武装勢力との関与を深める。
先の報道によると、専門家は、過激派組織「ダーイシュ」最高指導者バグダディ容疑者が死亡したとの発表が、国際社会の警戒を解くために出された可能性があるため慎重に接する必要があるとの見解を示した。
7.17 アラブ諸国、カタールから2022年W杯剥奪を要求
アラブ6カ国が国際サッカー連盟(FIFA)に、2022年開催のFIFAワールドカップの会場をカタールから移すよう要求。ニュースサイト『The Local』が15日、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長の情報を基に報じた。
会長によると、要求はサウジアラビア、イエメン、モーリタニア、アラブ首長国連邦、エジプトから出された。
これら諸国は、カタールが「テロリズムの後援者」であり、ツアーを訪れるファンの安全を保障する用意がないと主張する。
要求が無視された場合は大会ボイコットも辞さないという。