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「闇の正体は偽ユダヤ」海外記事の移行。 

ロシアのシリア調停策の裏の裏②  田中宇記事

2017-02-04 16:16:51 | シリア ・中東



▼ほとんど誰も賛成しない憲法草案をロシアが出す意図



 米国の話をする前に、ロシアの動きをよく見ると、内紛的でもバラバラでもない。


「多極化」のアスタナ会議を一枚めくると露トルコイランの内輪もめ的な「無極化」の様相だが、さらにもう一枚めくってロシアの動きをよく見ると、再び多極化の様相に戻る。



ロシアは、イランやアサドと対立しているように見せながら、その一方で、イランやアサドと協調している。



ロシアは、シリアの地中海岸のタルトスに昔から海軍基地を借りているが、最近、アサド政権との間で、租借契約を49年延長した。



その後も25年ごとに自動更新する契約で、実質的に百年以上続く契約だ。ロシアが本気でアサドを外そうとしているなら、アサドと基地契約を結ばないだろう。たぶんアサドは、選挙を経ながら、今後もかなり長く大統領であり続けるだろう。



イランに関しても、ロシアとイランが一緒にやっているのはシリアだけでない。




アフガニスタンでは最近、ロシアとイランが一緒になってタリバンに接近し、米国傀儡のカブール政権を追い出しにかかっている。中央アジア諸国やコーカサスでも、露イランの協調が不可欠だ。ロシアとイランは天然ガスの世界的産出国で、この点でも談合がある。




最近、ロシアがシリアにおいて、シリア政府軍と、イラン系シーア派民兵団に対し、シリア国内での軍の移動を凍結するよう命じたとデブカファイルが報じている。


話の真偽は不明だが、ロシア軍がシリアの制空権を握っているのは事実だ。



ロシアの命令は効力がある。シリア政府は、自分の国なのに、軍の移動をロシアによって制限されている。




ロシアがこんな命令を発するのは、最近トランプの米国がイラン敵視を強め、プーチンにもイラン敵視に協力してほしいと要請し、プーチンは米国にいい顔をして見せるために、シリアでのイラン系勢力(シリア
政府軍含む)に「しばらく動くな」と命じた、という話らしい。ヒズボラは怒っている。




ロシアは、イランを裏切って米国に擦り寄ったか、と思えてしまうが、よく考えるとそうでない。シリアにおけるイランの軍事行動を抑止できるのはロシアだけだ。




米国は、ロシアに頼むしかない。ロシアはそれを見据えた上で「俺達ならやれるよ」と言っている。米議会共和党やトランプ政権は、ネタニヤフと組んで、イラン敵視を強めようとしているが、本気でイランを抑止するなら、米議会がロシアを敵視したままなのはまずい。



ネタニヤフは、一昨年あたりから親ロシア姿勢を強めている。2月中に訪米するネタニヤフは、米議会に対し、イラン敵視を効率よくやるためにロシアの協力が必要だと説得する可能性がある。




トランプは、中東の管理を、ロシアとイスラエルにやってもらいたい。そこにつなげる動きとして、まずイラン敵視を再燃させ、それをテコに、米議会にロシア敵視を解かせつつ、中東管理の主導権を米国から切り離そうとしている。




フランスなどEUは、オバマが実現したイランとの核協定を守ると宣言し、トランプの新たなイラン敵視に同意していない。欧米の方が仲間割れしている。



ロシアは、アラブ諸国に対し、シリアをアラブ連盟に再加盟させるべきだと提案している(内戦開始後に除名された)。この提案は「シリアはイランの傘下からサウジなどアラブの傘下に鞍替えすべき」と言っているのと同じで、イランを逆なでしている。




しかし、すでに書いたように、ロシアが本気でイランと敵対することはない。



シリアにおいて、ロシア軍がシリア政府軍やヒズボラを空爆することもありえない。空爆したら、ロシアの最重要目的であるシリアの安定を、自ら崩すことになる。




ヒズボラなどシーア派民兵団は、ロシアや米トルコなどがいくら圧力をかけても、シリアから出て行かない。彼らは、命をかけて勝ち取った影響圏を手放さない(ロシアに譲歩して部分撤退ぐらいはやる)。




ロシアの、イランやアサドに対する最近の敵視は、米イスラエルに見せるための演技、茶番にすぎない。




茶番と言えば、冒頭に書いたロシアのシリア憲法草案も、米イスラエルに見せるための噴飯物の茶番だ。




草案は、クルド人に大きな自治権を与えているが、これはシリアの中でクルド人以外、ほとんど誰も賛成しない。トルコもイランも反対だ。




イスラム法の優位否定も、シリアのほとんどの勢力が反対だ。大統領権限の縮小は、アサドを擁立するイランが反対だ。


皆に反対され、ロシア外相は「これはたたき台にすぎない。最終案はシリア人全員で決めるのが良い」と言っている。




クルドの自治拡大や連邦制、大統領権限縮小は、シリアを弱くて分裂した国にしておきたい米英イスラエルが昔から言ってきたことだ。




ロシアの草案は、米国がイラクに押しつけた憲法に似ているとシリア国内から揶揄されている。ロシアは憲法草案を出すに際し、米国の傀儡のように振る舞っている。




だがこれも、良く考えるとロシアは、米国に対し「あなたがたが気に入るような憲法草案を作ってシリア人に見せましたが、猛反対されてうまくいきません」と言えるようにして、シリア人、特にアサド政権が、もっと従来の憲法に似たものを出して法制化する「現実策」に道を開こうとしている。




 英国は最近、アサドがとりあえず続投するのを容認すると言い出した。フランスや米国も、アサド政権のシリアに様子見のための議員団を派遣している。




トランプも、エジプト大統領との電話会談で「アサドは勇敢だ。私は彼に直接電話したいが、今の(米国の)状況ではできない(よろしく言っておいてくれ)」と語ったという(トランプ側は一応発言を否定)。




アサドは国際社会から再び容認される傾向だ。こんな有利な状況なので、誰から圧力をかけられようが、アサドは自分の権限の縮小を容認しない。




ロシアは、中東での新たな覇権国として、とりあえず従来の覇権勢力である欧米が好むようなものを、憲法草案やイラン敵視などの分野でやってみせて、それがうまくいかないことを公式化している。


いずれ「しかたがないですね」と言いつつ、イランやアサドがシリアを牛耳るという唯一実現可能な策を少しずつ肯定していくと考えられる。




ロシアの今の右往左往は、こうした落とし所を見据えた上での動きだろう。



イスラエルは従来、イラン敵視策の主導役を米国にやらせ、イスラエル自身は米国の後ろに隠れてきた。だがネタニヤフは最近、このような従来のリスク回避策を放棄し、米欧とイランの核協定の破綻や政権転覆を扇動する発言を強めている。




イスラエルの上層部からは、こうしたネタニヤフの動きへの批判が出ている。




トランプがイラン敵視をネタニヤフに任せる「敵対策の丸投げ・押しつけ」をやりそうだという私の分析の根拠は、このような最近の動きにある。




トランプが、イスラエル右派とつながった若い娘婿のクシュナーをやたらと重用する異様さも、これで説明がつく。



このトランプのやり方も、米国の覇権放棄である。




短期的に、イスラエルは米国を牛耳る感じになるが、長期的には、米国が抜けた後の中東において、イスラ
エルは単独でイランやイスラム世界からの敵意の前に立たされる。



いや、正確には単独でない。イスラエルは、ロシアに頼ることができる。




米国からはしごを外されたイスラエルがロシアにすがるほど、ロシアの中東覇権が強まる。


私の最近の懸念は、これと似た構造として、トランプが、中国との敵対策を、日本の安倍に丸投げ・押しつけしてくるつもりでないかという点だ。これについては、もう少し情勢を見てみる



http://tanakanews.com/170203syria.htm










イギリス王室の黒い歴史 ナチス

2017-02-04 15:31:57 | バチカン  王室  皇室  宗教


「チャールズ皇太子がまたイギリス社会に波紋を投げかける


(Prince Charles strikes another blow for the British republic)」
5月23日【RT】http://rt.com/op-edge/161020-prince-charles-strikes-blow/



今週、チャールズ皇太子が王室の一員としての旅行中、ジャーナリストに囲まれた状態で「個人的な会話」としてプーチンとヒトラーを比較したことを皇太子の広報官は証明しようとしているものの、どうしても非現実的といった印象が免れない。


皇太子の考え方は、彼とその広報チームが国や現実世界とどれだけかけ離れたものになっているかを明らかにした。

それだけでなく、チャールズによるこの礼を欠いた所見によって、

彼やその家族とナチスとのつながりや、戦争を商売にしているということに対して注目を集めるという、望ましくない結果を生み出したのだ。



チャールズの父、フィリップ皇太子はエディンバラ公で、ナチ統制下のドイツで教育を受けており、また彼の四人の姉妹は黒服のナチス親衛隊将校と結婚している(ソフィー、セシル、マルガリータはナチ党に参加)。









フィリップは当時、アメリカ人の学者に対して、「ユダヤ人に対して何かひっかかりを感じ」、「彼らの成功には嫉妬を感じる」と話したことを認めている。



チャールズの大伯父で退位したエドワード元国王は、ナチの鉤十字をこよなく愛していた。


その熱があまりにもひどかったため、ヒトラーに占拠されていたヨーロッパを横断してナチスに参加しようとするエドワードとその妻でナチ党員であったシンプソン夫人を阻止するために、MI6は彼をバミューダに追い出さなければならなかったほどであった。




チャールズは、自分のコーンウォール公爵の広大な建築プロジェクトにレオン・クリエ(Léon Krier)を採用しているが、このレオン・クリエは、ヒトラーの不誠実な建築家主任で軍需大臣であったアルベルト・シュペーアの一番の信奉者で、公然とヒトラーの関係者を支持するところまで非常に近づいているのである。



作家でアナウンサーでもあるジョナサン・ミーズは、1994年に記したドキュメンタリー「Jerry Building(簡易で粗悪な作りの建物という意味)」の中で、


ニュルンベルクのスタジアムを含むシュペールの全ての建築物は、非人道的な実験や、それを建築するために強制収容所の労働力が強制的に使われており、それと不可分なものであると指摘し、その上でクリエのことを「シュペーアの保菌者(Speer-carrier)」や「毒の炎の保持者(Keeper of the Toxic Flame)」と酷評している。




チャールズの曽祖父ジョージ5世は、世界第一次大戦(いわゆる「Cousins’ War」の三大立役者の一人であり、ちょうど一世紀前に4年間に渡り見境のない大虐殺を行っていた。



ジョージ5世には、ザクセン=コーブルク=ゴータ家のいとこ2名、つまりドイツのヴィルヘルム2世とロシアのニコライ2世(1918年に殺害される)がいたが、彼の臣民であった不運なイギリス人らは、戦争の最前線で最後まで戦わされ、これといった認識可能な目的もないままに全部で何千万人もが死亡している。




1917年、マナーを知らない兵士らが、国王の分家の親族企業が製造した「ゴータ G.IV重爆撃機」がイギリス兵士を殺害していることを指摘し始めると、ジョージ5世は、「ザクセン=コーブルク=ゴータ」という姓から、もっとイギリスらしい響きの「ウィンザー(Windsor)」へと変更することを、まったく懲りない様子で発表した。



リチャード・アッテンボローが1969年に初監督した作品「素晴らしき戦争(Oh! What A Lovely War)」やBBCドラマで大議論を巻き起こした「炎の反逆者(The Monocled Mutineer)」、そして詩人で、ウースターの従軍牧師であったジェフリー・スタッダート=ケネディ(Geoffrey Studdert-Kennedy)」による「Woodbine Willie」などの傑作でさえ、この戦争の無益さや、一般人の間に巻き起こした苦々しさを伝えきれていない。





世界第二次大戦ではナチスに反対して立ち上がったにも関わらず、現在は、女王陛下の政府及び一人残らず女王に対する忠誠を誓っているイギリス軍隊は、ほとんどの独裁者と世界中の暴君の後ろ盾をしているのだ。



スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領は罪のない一般のタミルナドゥ人4万人の血でその手を染めており、また、サウジの残虐なアブドゥラー国王の政権は、いまだに首をはねる処刑を公開で実践している。



チャールズは、国際アムネスティが悪人としている世界の指導者のためになるようなことを話しているが、彼らと不動産や軍需を通して利益をあげようとしているのである。




そしてこちらが、世界の全部の土地のうち6分の1を占める土地を所有しているエリザベス女王です。







イギリス王国のスキャンダルの漏えいが止まらないですね。

先日はダイアナ妃の亡くなった事故についての動画を見ていましたが・・・。黒いですね。



http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11861417606.html




(コメント)

そもそもナチヒトラーは米英の金融家がドイツに作り出した「トロイの木馬」なんですよね

ウクライナでもまだ同じことやってるのを見ると呆れますね