幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

公務員・・・今昔

2021-02-28 08:13:34 | 日記

首相子息と総務省お偉方との会食接待を巡って処分が決まった。 農水省も然り・・。 

私の伯父たちは建設省の役人だった。 学生時代、時々、お邪魔した時の食事を思い出す。 半世紀も昔のコト・・・チョット油で汚れた卓袱台の下から佃煮を取り出して、「さぁ、これも・・・。」 母が笑ってたっけ・・・「台所で薄いお座布団に座ってひっ欠け茶碗で高級佃煮を・・・」と。 ワタシにすれば佃煮は高級品もソコラにあるものも同じだったが、桐箱に入った佃煮はきっと高級品だったのだろう。 父も公務員だったが、彼は桐箱入りの佃煮もお中元もお歳暮とは無縁のシゴトだった。 父イワク、「自分の客は世の中で一番悪い客種」。

大人になって官僚の不祥事が続いていた頃、この話を友人にした。 「公務員の生活は質素ヨ」と言うつもりだったが、彼女は「きっとその箱の下には札束が・・・」と。 「失敬なぁ!」と言いたかったがスル~した。 が、実際はどうだったんだろう? 年末は役所に泊まり込みで大忙しだったそうな。 伯父たちは退職後、大手のゼネコンの役員に・・・・ソ~、天下ったのは事実。 遅まきながら、世の中を知った。 公務員は薄給の身だが退職後はいささか偉くなる? 子どものころ、私は「公務員は薄給、会社員は高給。」と思っていたから結婚相手が会社員と知り喜んだっけ・・・。 なんせ、「ウチは自分のオウチもないし畑もお店もないのよ。」・・・と母に言われていたから。

今の官僚観はいつごろからなのだろう? 昔もそうだった? 大臣の新任の際の弁は「これから勉強します」が大手を振ってまかり通っていた。「日本は大臣はナニも知らなくても官僚が優秀だから・・」と少し前まで言われていたし信じていた。 今や、優秀なはずの官僚がアホな政治家にソンタクしている。 アッ、最近の官僚は重症の健忘症だった。 若い頃の暗記勉強のし過ぎ??? 

 

 


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