グレンおばさんのお花畑

家族の記録、季節の花たちの写真をポツリ、ポツリ紹介していきます。

読書覚書 2月、3月

2009-03-31 22:21:06 | 読書
☆堕ちた刃(上)(下)   サンドラ・ブラウン

*アメフトの人気選手だったグリフ。
5年前、組織暴力団<ヴィスタ>の誘いに乗り、
八百長試合と不法賭博の罪で逮捕され、富も名声も失った。
今、出所してきた彼は「アメリカ中で最も嫌われている男」だ。
しかもロダートという男が、未解決の殺人事件を追及して彼をつけまわしている。
そんなグリフに、航空会社のフォスターが、
自分の美しい妻ローラを妊娠させるように提案してきた・・・・。


*グリフはフォスターとの契約で大金を手にするものの、
航空会社の副社長でもあるローラがなぜ夫の願いに従うのか理解できないでいた。
しかし、過去の衝撃的な事実を知り、彼はしだいに彼女に惹かれていく。
一方、グリフを執拗に追うロダートはローラの存在までも突き止める。
そして衝撃の事件が起きた! 追いつめられたグリフが撮った決死の行動とは?
驚愕のラストへと運命は突き進む!


☆さがしもの  角田光代

*「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、
病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した
少女の日を描く「さがしもの」。
初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。
持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉の「手紙」など九つの本の物語。
無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法は
あなたの人生も動かし始める。


☆パーフェクト・マッチ    ジル・マゴーン

*嵐の去った早朝、湖畔で女性の全裸死体が発見された。
遺体は最近莫大な遺産を相続した未亡人ジュリアと判明。
その前夜、被害者を車に乗せ、
そのまま姿を消した青年クリスが犯人と目されている。
しかし、この事件には些細だが、辻褄の合わない点が多すぎた。
ロイド警部とジュディ・ヒル部長刑事のコンビが不可解な事件に挑む。


☆復讐のとき愛は始まる(上)(下)  サンドラ・ブラウン

*アメリカ南部の町。高校の最上級生のジェイドには大きな夢があった。
大学に進学し、成功して故郷へ帰ってくる。
そして、貧しい人々の生活を救うのだ。
その夢には、同級生の恋人ゲイリーがいつも一緒だった。
けれど、二人の奨学金給付が決定した夜、事件は起きた。
級友で町の有力者の息子ニールと、その友人二人にジェイドはレイプされた。
スキャンダルのなか、さらに悲劇が彼女を襲う・・・・・。

*巨大複合企業で、新しい事業をまかされたジェイド。
工場の建設の統括責任者として選んだのは、
人生に背をむけた男デュロンだった。
彼女の故郷の町で、次々と襲い掛かる試練。
立ち向かっていくジェイドの姿に,彼は次第に心を開いていく。
だが、何故か彼女は身体を触られると脅えた。
ジェイドに何があったのか。そして彼女の目的が達成する日はくるのか。


忙しいのか暇なのかよくわからないまま時間だけが過ぎていった
2月、3月の読書は相変わらずサンドラ・ブラウン 2冊 上下なので4冊か
初めての作家ジル・マゴーンは正統的なミステリー。久しぶりな感じだった
他の作品も読んでみたい。角田光代の「本」に関するショート・ストーリー。
作家ならではの本への思いが込められている。


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2 コメント

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読書覚書 (ポージィ)
2009-04-08 12:15:35
glennさんの読書覚書、いつも楽しみです。
ときどき読んだことのあるものが重なることも、
軽く読めるものをも読んでいらっしゃることも、
嬉しいです。
私はこのところ、フェイ・ケラーマンのデッカー&リナの
シリーズを最初から読み返していました。
かなり何年ぶりかだったので忘れてしまっていることも多くて
とても新鮮。この数年の間に刊行されていて
手に入れていなかった3冊も買い足しました。
今、昨年5月に出された最新刊「正義の裁き」の下巻に
取り掛かろうとしているところです。
ただ最近やたらと目が痛くて… たくさん読めないのが
残念です。
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ポージィさんへ (glenn)
2009-04-08 23:57:49
ありがとうございます

フェイ・ケラーマン、読み直してらっしゃるのですか~
前に読んだものでも、忘れてしまっている本ってありますよね~
所々覚えているけれど、結末がわからないので
結局最後まで楽しんで読めてしまいます

目が痛むとのこと大丈夫ですか?
目の使いすぎでしょうか
お大事になさってくださいね



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