敬老の日の20日に会社の同僚の青年の結婚式があった
「六歩」の記事に書いた青年だ
4年間他の会社で働いてしっかりスキルアップして去年の四月に戻ってきた
オーナーに請われて戻ってきた彼だが、現実は厳しく
学んできたスキルを発揮できるような仕事に恵まれず
戻ってきてからの一年半は彼にとって苦しいものだったと思う
「もう少し時間が欲しい、すぐには結果を出すことはできません」
『でもね、結果がでなければ仕事としてやっている意味はないんだよ
意味のないお金をずっと出すほど、会社には余裕がないのよ』
「自分が必要でないなら、いつでも辞める覚悟はあります」
『君が会社を引っ張っていかなくて誰ができるの?
必要だから戻ってきてくれって頼まれたんでしょ』
時には厳しいことを言ったり、慰めたり、励ましたりしていたが
辛い日々だっただろう
そんな彼をしっかり支えてくれる女性と巡り会い結婚することになった
二人の想いの込められた式は荘厳であっても温かさに満ちたものだった
いつまでも幸せでありますように
私はいつでも君たちの味方だよ