ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の話他、幕末〜明治維新の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮などの話も。

Clipデジタル作画の「ツルッと感」からアナログ感に戻す作業

2020年04月19日 | サブカル・同人誌関係
作画進んでおります。

元々は私、紙にペン入れをしたものをスキャンして
それにトーンを貼っていました。
この方法で作画したのは、倉科先生コラボの
「REBORN 美神のカルテ」で、このころはまだ液タブを持ってませんでした。

例えばアンジェリークの同人誌のこれとかは
主線はGペンです
縮小するとわからなくなるので原寸で


拡大するとアナログの線はボコボコしています。
紙との摩擦あるから仕方ない。
ざらっと感がある。


それからしばらくして、カラーの依頼も増える中で
「消しゴムをかける作業が面倒」と言うのでフルデジタルにしました。

これとかはデジタルです。
広告案件から。(わかりやすいようにスクリーントーンを消してます)



拡大すると


ラスターレイヤーで2値にするとそうでもないんですが
例えば、ベクターレイヤーで曲線などのツールを利用して描くと
もっとシャープでスッキリした線になるという。

で、前回の関西コミティアで、隣サークル
(実に本買いまくっている憧れのサークルさんであった。奇跡か)
はどう作画してるのかお聞きしましたら、まだ紙にペンだそうで
どこからデジタルにするのかは本当、人によるんですけど

アナログ作画の自分の絵に慣れ親しんでおり
それを無理して捨てるから、自分の絵が気に入らなくなったりするのかも?
というのもあるかもしれない。

そこで、今回はできるだけ
「手書き風ペン」とか「リアルGペン」以外使用しない方向です。
ツルツル感が今風であっても逆行しても
要は
作業効率のみデジタル化できるなら、それ以上を機械に描かせたいと思わないかも。





ざらっと感を出したい。わざと。

ちょっくらペースが遅れております;

それにしても汚い原稿だけど
今やってるやつはコンセプト自体泥まみれ雨塗れ。
自分のイメージに全力で近づけたいです。
頑張ります。

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