函館港イルミナシオン映画祭 会期中広報「イルプレ」

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キューポラのある街

2009年12月06日 | Weblog
本日のメイン会場である函館山山頂クレモナホールでは、『キューポラのある街』、『非女子図鑑』、『あがた森魚ややデラックス』が上映され、残すはクロージング上映である、『おと・な・り』となっています。
 
『キューポラのある街』。高度経済成長期を背景に少女ジュンを中心として様々な人の心の葛藤や成長、当時の暮らしがリアルに描かれています。
 
上映後の寺脇さん、植草さんの解説中に、映画の舞台である川口市に住むあがた森魚さんからもお話を聞くことができました。「あの時代の人が生きていたということをすごく感じる。だからこそこの映画が好き。六十年代の川口市の姿そのままが切り取られているように思う。」ということ。地域と映画が結びつくことの意義のひとつには、地域の歴史そのものや、その歴史のなかで生きた人々の姿を、映画を通して感じることができるということでないだろうかと考えさせられました。

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