映画祭3日目、3本目の作品は中江祐司監督の『恋しくて』。この映画は、石垣島を舞台に若者たちが自らのバンドを作り上げていこうと奮闘する映画である。この作品は、人気バンドBEGINの青春時代をモチーフにしている。
作品の鑑賞後、ゲストとしてお越し頂いた中江監督のコメントによれば、本作品では石垣島という地でリアルな様子を映し出したかったため、役者は素人の中からオーディションで選出したという。そのため、オーディションに始まりクランクアップするまでに数ヶ月を要したらしい。「本作品は、自らが撮って作り上げたというよりも、石垣島の人々とその環境に『作ってもらった』と言える作品です」という監督のコメントが印象に残った。
一貫してこの作品について言えることは、石垣島独特の雰囲気が顕著に描かれているということである。独自の沖縄の民謡や、独特の言葉遣い、そして、なんといっても石垣島の人々の暖かさがスクリーンを通して伝わってきた。
また、途中で動物のコメントが導入されるなど、細部にまでこだわっているように感じた。
この映画を見て、自分の青春時代を思い出す人も少なくないだろう。
作品の鑑賞後、ゲストとしてお越し頂いた中江監督のコメントによれば、本作品では石垣島という地でリアルな様子を映し出したかったため、役者は素人の中からオーディションで選出したという。そのため、オーディションに始まりクランクアップするまでに数ヶ月を要したらしい。「本作品は、自らが撮って作り上げたというよりも、石垣島の人々とその環境に『作ってもらった』と言える作品です」という監督のコメントが印象に残った。
一貫してこの作品について言えることは、石垣島独特の雰囲気が顕著に描かれているということである。独自の沖縄の民謡や、独特の言葉遣い、そして、なんといっても石垣島の人々の暖かさがスクリーンを通して伝わってきた。
また、途中で動物のコメントが導入されるなど、細部にまでこだわっているように感じた。
この映画を見て、自分の青春時代を思い出す人も少なくないだろう。