2013年5月5日 ☆ 嵐山
深川・丸山から、お気に入りの旭川・嵐山へ。
五月の初め、いつになく遅い春を実感。
山肌のキタコブシもサクラもいまだに息をひそめ、
雪解けが遅いことから、遊歩道の大半も閉鎖されていた。
カタクリもエンゴサクも、ぽつりぽつりと。
この時期に群落に出会わなかったのは初めて。
よーし、アップで撮ろう。 シュールな感じで面白かった。
カタクリ
エゾエンゴサク (紫花)
エゾエンゴサク(青花)
風を避けるかのように地面に低く張り付いていたのは、タチツボスミレ。
いつものキミながら、今年初のスミレで、嬉しく。
咲き始めのフクジュソウに、天に向かってすくっと眼差しを向ける意思を感じる。
いままで気づかなかったけれど、なんかいいね。
エゾノリュウキンカは、雪解け水を集めながら春の音を連れてくる。
タチツボスミレ
フクジュソウ
エゾノリュウキンカ
雪解け斜面に咲いていた数輪のカタクリに顔を寄せたところ、オクエゾサイシンが咲いていた。
ヒメギフチョウの食草だ。この葉の裏に卵を産みつける。
たくさんのヒメギフが舞う嵐山だが、食草に気づいたのは初めて。
好んで蜜を吸うカタクリの傍に、ひっそりと咲いていた。
オクエゾサイシン
オクエゾサイシン&カタクリ
■過去の登山記録
2013年5月5日(嵐山)
2010年5月16日(嵐山~近文山)
2009年4月29日(嵐山)
力強いですね。
一生懸命咲く姿が、けなげ。
>オクエゾサイシン
不思議な形のお花ですね。
初めて知りました。
なんだか、宇宙的な感じがします。
オクエゾサイシンってかわってますね。葉の下、地面の上に花があるのも、異形ですね。