「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

にぎやかな藻岩山

2010-08-01 10:19:43 | 藻岩山
昨日(7月31日)、藻岩山スキー場のゲレンデを登る。腰から背丈まで茂る夏草の間に踏み跡が続く。

白雲が眩しい空。蝶がひらひら。ぎらぎらした夏の匂いに童心が蘇る。

モンシロチョウ、モンキチョウ、キアゲハが舞い、蝉しぐれにキリギリスの歌が加わる。


(写真: キアゲハ)


(写真: ヒメアカタテハ)

ゲレンデのトップに立つと、渡る風が全身の汗を冷やしてくれた。

ここから頂上までは森の木陰を伝って登っていく。木々や笹の影間をゆらゆらと舞う蝶が姿を見せ・・・

やがてリフト跡の草地に達すると、黒地に紅が鮮やかなベニヒカゲも登場し、どきっ。

童心を刺激する、にぎやかな夏。


(写真:クロヒカゲ)


(写真:ジャノメチョウ)


(写真:ベニヒカゲ)

(写真:ベニヒカゲ)


山頂は大勢の登山者でにぎわっていた。ロープウェイ駅は新駅建設のために閉鎖されていたが、屋上の立ち入りは可能だった。

キアゲハが大発生していて、盛んに飛び交う。食草は何かと調べてみたらセリの仲間だという。