紀伊田辺駅発午前6時35分の龍神バスに乗車。
終点の発心門王子に到着し、歩き始めたのが午前9時。
熊野古道・中辺路、最後の7キロを歩くポピュラーな
コースとなっている。
のどかな山里では、お茶の初摘みが行われていた。
寒暖の差が激しく質の高いお茶になるそう。
「音無茶」という。
おにぎりのような山が目立つ果無(はてなし)山脈を左手に見ながら進む。
「音無茶」の初摘み
果無山脈
1時間半ほどで伏拝王子。
ここから行く手の熊野本宮大社が遠望できることからこの名がついた。
今は樹々が茂って見えなかったが、さらに進むと「展望台」があって
旧大社跡の大鳥居を見下ろすことが出来て、ちょっと感動。
伏拝王子から熊野本宮大社の方角を望む
展望台から旧大社跡の大鳥居を望む
高野山から続く「小辺路」と交差する三軒茶屋を抜けると、
40分ほどで熊野本宮大社の裏門にたどりつく。
流麗かつ品格ある大社に、先人の徳を偲ぶ。
7キロを3時間ほどかけて、ゆったりと歩き、
今と過去の時空を胸いっぱい吸い込んで、なんと幸せなことか。
次の機会には、表門から石段を登って入ろう。
三軒茶屋は中辺路と小辺路の交差路
北海道にはないタケノコに魅かれる
熊野本宮大社
熊野本宮大社の今年の一文字・・・自分には「万の力がある」ので、何事にも挑戦できるんだよ
熊野本宮大社の表門
中辺路へ行かれたんですね。私は同じ熊野古道の伊勢路を歩いてきました。
中辺路は2年前に行きましたが、里山を歩くとても良いコースですよね。
今回の伊勢路は完全に山の中の登山道で、茶畑などの人の気配がなくてちょっと物足りませんでした。
三軒茶屋にワンコはいませんでしたか?なつかしいです♪