昨日、オムコイ名産“退屈感詰”のPRをしたところ、さっそく買い手がついた。
しかも、明日にはバンコクに近いマハチャイから、わざわざクルマで買い付けに来てくださるという。
しかし、昨日の今日のことであるから、まだ缶詰作業が終わっていない。
仕方がないので、とりあえずはこの新鮮な獲れたて退屈感を胸いっぱいに吸い込んでもらうしかなさそうだ。
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バンコクからオムコイまでの長距離ドライブを敢行するのは、マハチャイ在住のOさん。
当ブログを通じて知り合った読者の方である。
タイ在住15年。
会社を営みながら、現地の子供たちに柔道の指導もしてきたという。
きっかけは、以前に私が書いた「古本入手法」に関する記事。
リタイヤ後の移転に備えて蔵書を整理することになり、その一部を当方に届けてくださるというのである。
そればかりか、新鮮な海産物や日本酒までも積み込んでの単独ドライブ。
実にありがたい話なのだが、当方でできるおもてなしは“退屈感”ぐらいしかない。
それに、バンコク~オムコイは、あまりにも遠過ぎる。
まわりの方々の心配もあり、宅配便での郵送やチェンマイまでのフライトも選択肢にのぼったのであるが、折りよくOさんの友人がチェンマイへのゴルフ旅行を企画、結局、3人交代運転でオムコイ来訪を決行されることになった次第だ。
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走行予定時間は、およそ15時間。
それにしても、すごいパワーである。
まあ、それでなくてはタイで会社を経営し、なおかつ柔道の指導も行うことなどできないに違いないが、狭いオムコイでドタバタしているだけの当方からすれば、なんだか圧倒されそうな行動力だ。
とりあえず、こちらにできることは、“蛇”と“虎”と呼ばれる強壮薬草木を焼酎に漬け込んで、ウエルカムドリンクを準備することぐらいであろうか。
「ねえねえ、クンター。もしも蛇料理が好きな人なら、あたし、蛇探しに行ってこようか?」
うーん、それはどうだかなあ。
まあ、退屈しのぎくらいにはなるだろうけれど。
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そこまで手をかけて「蛇を食べよう!」という情熱が凄いですねえ。ちなみに、わが村では毒蛇は殺したら、すぐに捨ててしまいます。食糧の範疇には入っていないようです。