【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【カレン織りが見たい!】

2017年01月13日 | オムコイ便り

 友人のウイワットが運転するチャーター車でやってきたみきこさんとともこさん。

 共に、東京の雑誌・出版界で活躍するワーキングウーマンである。

 チェンマイにやってきたのは、きみこさんが10数回目。

 ともこさんも6回目。

 食べ歩きをメインにした旅のスタイルであるらしい。

     *

 事前の予約メールでは、買い出しなども含めて料理を手伝いたい。

 カレン服を手に取って、できれば織りの現場も見てみたいという要望があった。

 料理の方は初日の到着が遅く無理だったが、翌朝、川向こうの展望台への案内を済ませて宿に戻ってくると、隣家の女房がちょうど織りをやっているところだった。

 元国王への追悼の念を込めた黒色基調の女性用上着(貫頭衣)である。



 カレン族独特の「腰織り」は、前面にセットした縦糸に腰当てをつないでテンションを掛けながら横糸を通していく。

 まあ、ちょっとくらい眺めただけでは、なかなかその手順は理解できないだろうが、ともかくも織りの現場を見てもらえてひと安心だ。

 完成品の方は、女将のラーが手持ちの上着や巻きスカートを引っ張り出して手に取ってもらい、リクエストに応えてファッションショーまで演じてみせたから、カレン服についてはひとまず満足してもらえたのではあるまいか。

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