【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【朝から幸せ、トムヤム・ガイ】

2015年09月29日 | オムコイ便り

 まるで、雨季が終わったかのような快晴が続いている。

 夕方や夜にスコールが来るくらいで、野外のガイドには何の問題もない。

 バンコクからやってきたSさんとその友人、事情があって詳しい紹介はできないのだが、汗ばむほどの快晴の下、恒例の棚田歩きや古い竹橋渡りのアトラクションを楽しんだのだった。



 朝食は、たっての希望で特別料理のトムヤム・ガイ(鶏のトムヤム味スープ)。

 朝の6時に番頭さんが「ゴルゴ13」のような非情の面持ちで締めた雌鶏は、8時半には写真のような料理となってカントーク(タイ式卓袱台)を飾った。

 それにしても、番頭の絞め技はいよいよ手際が良くなってきた。

 今朝などは、2分足らずで焦点だ。

 熱湯に浸けての羽むしり、焚火での焙りと、その後もハイスピードで進む。

 解体は下手すると苦くなる胆汁を警戒して、今なお女将ラーの手に委ねているものの、その後の調味料搗きや手による裂き、ばらしにおいて、欠かせざる戦力なのである。

 と、誰も褒めてくれないから、勝手に自画自賛をしておこう。

      *

 さて、味の方は?

 羽をむしって丸裸にした時は、かつてないほどの美肌だったのだが、締める時期がやや遅かったようで、肉の方はちょっと固かった。

 しかし、そこは女将の味付けでカバー。

 二人のゲストから、「オイテテ!(カレン語でうまい)」の賞賛を勝ち取ったのだった。

 やれやれ。

 手間のかかる料理ではあるが、朝から幸せ、トムヤム・ガイ!

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