【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【その名はラッキー!】

2016年11月10日 | オムコイ便り

 さっきから机のまわりでヒュンヒュンと甘えた鳴き声をあげたり、足を舐めたりして、番頭さんの仕事を邪魔しているのは、雄の仔犬である。

 彼が姿を見せたのは、昨日の夕方のことだ。

 買い物に出た女将のラーが、またもや近所からもらってきたのだ。

 母犬がひどい皮膚病にかかり世話もしないので、見かねて抱き上げてきたらしい。

 やれやれ。

 元気、雄太、純、龍という4匹の犬を続けて亡くし、「もう二度と哀しい目にあうのはイヤだ」などと言っていたというのに。

    *

 顔を見ると、あんまりハンサムではない。

 耳はリトリーバーのように垂れており、どことなくプードルやブルドッグのような表情もかすめる。

 だが、尻尾は村のカレン犬のように間抜けに長くピンと立っている。







 なんだか、よく分からない。

 とりあえず、名前を付けてくれという。

 日本語の名前には、もう懲り懲りだ。

 うーむ。

     *

 そうだ、このところ不運続きのわが家に福をもたらすような名前がいい。

 カレン語で、オーマーチョーパー。

 タイ語で、チョークディー。

 しかし、日本人のゲストも多いから、呼びやすい方がいいだろう。

 そんなら、ラッキーしかないなあ。

 というわけで、安易ながら「命名 ラッキー」と落ち着いた。

 さて、この仔犬、どんな「福」をもたらしてくれるのだろうか。

 頼むぜ、ラッキー!

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3 コメント

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長生きするんだよ! (ふんわか)
2016-11-10 23:46:56
私がオムコイを訪ねてからもう1年がたってしまいました(昨年10月末に伺ったSです)今度はちがう季節に訪ねたい、と思いながらアッという間の1年!ラッキー君、タイらしくない珍しいワンちゃんですねー今度私が訪ねるまでに立派なガイド犬になってねーそして、ラーさんの色んな傷を癒してあげてねー番頭さんがこんなに早く命名するのは珍しいんだから!!幸運を祈ります!!
Unknown (ishi)
2016-11-11 15:01:52
可愛い顔してますね.
ラッキー,元気に育って下さいな.
ラッキー? (クンター)
2016-11-12 12:26:32
ふんわかさん

 お元気そうで、なにより。本当に、1年はあっという間ですね。いいガイド犬に育ててくれればいいのですが。

    *

ishiさん

 顔はともかく、体力、気力はありそうなので、期待しています。


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