【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【ネットに暗雲】

2009年08月25日 | オムコイ便り
 
 昨日から、またネットがつながらなくなった。

 おとといは途切れ途切れながらも、なんとかブログを更新できたのであるが、午後になってから接続機能そのものが働かなくなったのである。

 モデム自体には、問題ないようだ。

 設定も、何度か確認した。

 それでも、つながらない。

 こうなると、機械音痴の私の手には負えない。

 チェンマイのショップに電話もしてみたが、お互いの英語力の問題もあって結局埒があかず

「とにかく、すぐにパソコンとモデムを持参してください」

 あのー、ここはオムコイなんですけど・・・。

 それに、昨日チェンマイから戻ってきたばかりなんですけど・・・。

 ・・・コンピュータかモデムか知らないけれど、どうせ壊れるならチェンマイ滞在中にしてくれよな、まったく。

 いやはや。

 かくして、またまたチェンマイにトンボ返りである。

 ナッケー(困ったもんだ)!

      *

 昨日のオムコイは、雨雲と青空が拮抗し合って、ときに室内温度が30℃を超えた。

 これだけは自慢ができる青空に、白い積乱雲が湧き上がって美しい。

 

 あまりの暑さに裸になれば、今度はたちまち雨雲がのさばって、山からの冷たい風にくしゃみが出る。



 2ヶ月前に買ったばかりの新品モデムの調子が悪いのは、きっとこの変わりやすい天気が無線をかき乱しているに違いない、などとまったく非科学的な八つ当たりをして自分を慰めた次第だ。

       *

 今朝、寝不足のままチェンマイ行きのミニバンに乗り込み、すぐさまエアポートプラザのAISブースに向かった。

 英語がしゃべれる可愛い女性スタッフにモデムを点検してもらうと、どうやら接続機能が破損しているようだ。

 ニコニコしながらの数分間の修復作業で、魔法のようにネットがつながった。

 やれやれ。

 3時間以上もかけてやって来たのだから、もうちょっと大変そうな顔をしてよ・・・。

       *

 さっそく、宿に入って再接続。

 快調にメールチェックなどをこなしているうちに、またまた接続が途切れてしまった。

 また、破損?

 アプリケーションを再インストールしようと試みるが、今度はインストーラーがハードディスクから忽然と消えてしまった。

 なんだ、こりゃ?

 再びソンテオ(乗り合いタクシー)を拾って、エアポートプラザへ。

 すると、ニコニコ顔のメイちゃん(さっきの若い女性スタッフ)が、

「ごめんなさい。本部から連絡が入って、サーバーの不具合で12時から3時間ほどネットがつながらなくなるそうです。夕方になったら、また試してみてください」

「・・・」

 仕方がないので、次の破損に備えてインストーラーの行方だけでも探してもらおう。

 モデムを起動してみると、あーら不思議、さっきまで血眼で探していたインストーラーがデスクトップにすました顔でその姿を現した。

「あれ?いったい、何が起こったんだろう?」

 そう問いかけても、メイちゃんはニコニコ笑いながら首をかしげるばかり。

「明日オムコイに帰るんだけど、本当に大丈夫かなあ?」

「えーっ、オムコイ?旅行ですか?」

「いや、オムコイに住んでいるんだよ」

「住んでいる?」

「そう、オムコイに家があって、そこで暮らしているんだ」

「それじゃあ、大変だ!携帯の番号をここに書いておきますから、何かあったらいつでも電話してください」

「ありがとう。じゃあ、今度オムコイでデートでもしようか?」

 もちろん、そんなことは言わない。

 再び宿に戻って再接続すると、予定より早くサーバーが復旧したのか、オムコイでは考えられないようなスピードでネットがつながった。

 ふーっ。

      *

 このところ、更新が途絶えたり、いただいたコメントに対してお返事ができなかったのは、こんな事情からです。

 タイミングを逸したことを、心からお詫び申し上げます。

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