そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

2012年夏の北海道ツーリング(8日目)

2012年08月17日 21時53分08秒 | Weblog
 長い旅もいよいよ終わりに近づいてきた。
今日は、北海道に居られる最終日で、夕方のフェリーに乗らなくてはならない。

 昨夜は、「蚊」との戦いだった。

 海辺の砂地のキャンプなので、ある程度は覚悟をして、虫よけスプレーを
吹きかけて予防もしていたのだが。

 気をつけていたのに、どこから蚊が入ってくるのか。
虫よけスプレーのおかげか、虫に刺されて痒いということはない。

 ただ、耳元でブーンと言う羽音がたまらなく不快だ。

 はじめは、数匹だと思っていたが、結局十数匹の「蚊」と戦っていた。
テントの内側は、蚊を叩いた血だらけだ。

 当然ながら、快眠という状況ではない。

 かといって、疲れはそれほど感じない。
早めに寝付いて、それなりに休めたから。それに
まだ旅の気分が高揚しているからだと思う。

 この旅が終わったら、疲れがどっとあふれてくるのは間違いないな。
 
 5時前に出発することにして、片づけをはじめる。
余りもののブロッコリーとジャガイモを煮て朝飯にした。



 ソーランラインを北上する。

 弁慶岬で休憩。海岸べりの岩場に釣り人がざっと10人くらい、人気スポットみたいだ。
 後で、釣り雑誌を買って読むと、どうやら、道北より道南にある港の方が、実績があるようだ。



 ソーランラインは、こんな立派なトンネルがいっぱいある。
そういえば、少し前にトンネル崩壊事故があったのは、この周辺だろうか。
 危険なので、古いトンネルは作り直されているのだろう。



 遠くに神威岬が見える。
バイク友達が、昔北海道ツーリングに行って、一番気に入った場所。
あいつが薦めるのは、岬ばかり。



 神威岬の駐車場に停めて、岬の先に歩きだすと、こんな感じ。



 現在は、先の方で崩落があったらしく、途中までしか行くことができなかった。
残念、でも、また来る機会はあるさ。

 バイク仲間が、いつもここの岬が最高だったというので、大いに期待していたのだが、
期待が大きかった分だけ、感動も薄く、こんなものかな、といった感じだった。

 よく見ると、ウニを採っている漁船がいっぱいいた。そういえば、積丹半島のウニは有名だ。



 ウニ丼の店が朝から営業していたので、当然ながら寄ってみる。
ウニだらけのウニ丼。ウニが嫌いな人がみたら、気絶する画像だ。

 わたしも、これだけウニをまとめて食べたことはない。
もし、都内でこれだけのウニ丼を食べたら、万札の単位になるだろうか。 



 トンネルを抜けるとこんな景色が。



 神威岬から小樽方面に向かう途中の岬。



 順調に日程をこなし、1時間程度の余裕ができた。
積丹半島にも、小さな港があったので、竿を取り出して、ルアーで釣りをしてみた。

 最初、静かだった海面が、ルアーを投げ始めると、ところどころで、
魚がライズを始める。

 こんな経験は初めてだ。

 明らかに、私がなげるルアーに魚が反応して、狂っているといったところだ。

 おもしろかった。1匹かけることに成功したが、タモを持っていなかったので、
無理やり海面から抜こうとしたら、逃げられた。

 ホッケみたいな1匹であった。
けっこう満足いく釣りができた。
 


 小樽、札幌を経由して、苫小牧のフェリー乗り場に到着。



 長旅で愛車もだいぶ汚れた。
帰ったら、洗ってやろう。



 苫小牧のフェリーターミナルは、お土産品売り場も充実しているので、
おみやげは、最後にここで買うのがお勧め。



 帰りのフェリーに乗るバイクたち。



 出発時間、外では雨が降っていた。



 夕食は、インスタントの焼きそばとビール。



 過酷なテント泊の後なので、狭い寝台のベットの寝心地の良さに感動した。
こんなに柔らかいんだ。

 ぐっすり寝ることができた。

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