そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

伝説のシルクバレーキャンプツーリング(1)

2013年06月20日 22時35分22秒 | Weblog
 梅雨のシーズンで、朝は雨が降っていた。
たまには、遠征して渓流釣りもやってみたいな。

 ということで、雨の降る中、釣り用の荷物をたくさん積んでヴァンガードを出動させた。
目的地は、前から気になっていた南会津のシルクバレーキャンプ場。

 今回は、朝起きてから、行先を考え付いたので、出発は、遅め。
キャンプと釣りができればいいや。



 昼飯は、コンビニで軽くおにぎりを食べる。道の駅とコンビニによって休憩するだけ。
シルクバレーに直行だ。



 キャンプ場では、気さくな主人と、老犬が出迎えてくれた。
うちのキャンプ場は、うるさいこと言わないから、みんな自由にやっていいよ。
というお言葉をいただいた。

 まずは、テントをたて、タープを張る。すぐそばの川に釣りに行った。



 いい感じの渓流。雨が多いので、笹濁りして増水している状態。
こんな状態の川が一番釣れるんだよな。

 

 迫力のある滝。一人で、こんな場にいると少し怖い位。



 少し小さいイワナが釣れた。もう1匹かかったが、ばらした。
暗くなる前に、魚釣りを引き揚げ、木賊温泉の共同浴場に行ってみる。

 

 川にせり出しているような露天風呂で、気持ちがいい。
熱い湯とぬるめの湯があり、これはいい温泉だな。

 キャンプ場に帰ると、キャンプ場の管理人が、一杯飲まないか、と誘ってくれた。
ここは、常連が酒を置いていったり、なぜか、おいしい食べ物が出回ったりする。
居酒屋というか、キャンプ場というか、大人の隠れ家という行った不思議なところ。

 この日は、管理人を含め3人で、ワイワイ飲む。もう一人の旅人は日本1周をしたので、一周君と言われていると自己紹介してくれた。ここでは、日本1周くらいでは、ひよっこらしいが。

 はじめて会う人でも、みんな旅やバイクが好きだから、すぐにうちとけるのだろう。こんな桃源郷がこんな場所にあったんだ。

 さっき、釣ったイワナもからあげにしてもらって、すごくうれしかった。
もう、最高の気分。(^^)

 でも、さらにすごいことになる。バイクの世界で超有名な加曾利さんが、近くの民宿に来ていて、一緒に飲むという展開がまっていた。

 加曾利さんといえば、サッカーの世界で言えば、ベッカム。野球では、長嶋茂雄、それくらいのすごい人だ。 

 

 加曾利さんは、アドレス125で日本一周したこともあり、私もそれに影響されてアドレスV125Sを愛車にしているくらい。

 加曾利さんは、還暦を超えているとは思えない元気の良さと明るさ。

 あまりにもうまい酒を飲みすぎて、何を話したか、よく覚えていないが、
「えっち団結だよね」「はい、えっち団結です。」というような感じで、酒宴が朝まで続くかと思ったが、宿の主人にもう寝ろと言われ、お開きになった。

 思い起こせば、今朝なんとなく、釣りの遠征にに向かっただけなのに、憧れの加曾利さんと酒を飲む展開になるなんて。

 人生って、旅って面白いものだな。最高だ!