そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

安中碓氷峠ツーリング

2012年04月01日 20時42分00秒 | Weblog
 快晴、こんな気持ちのいい日はフォルツァでツーリングをしよう。

 本来なら桜を求めてふらふらしたいところだが、まだ近くでは開花すらしていない。
それでは、「撮り鉄」でもやってみようかと、群馬の安中市方面に向かった。

 昨日、友達と飲んでいたので、少し寝坊して遅めに出発。

 安中市に入り、まずは、昼飯として板鼻宿というところにある板鼻館という食堂で
タルタルソースかつ丼を注文。



 このあたりでは、ソースかつ丼というのは、珍しくないが、それに
タルタルをかけるというのは、初めてである。

 最初にゆで卵とソースがきて、まずは、タルタルソースを自分好みに
調製するらしい。

 ソースかつとタルタルは、意外に合う。どちらも濃いめの味だが、一緒に
食べると、逆にさらさらの薄味に感じられるのが、不思議。

 国道18号を横川駅方面に向かう。
途中、JRと並行する区間があるので、路肩にフォルツァをとめ、撮影準備に入る。
 
 こんなときには、やはり場所をとらないバイクが便利。
 自動車をこんなところに止めたらひんしゅくをかう。



 ローカル線は、本数が少ないのでなかなか電車がこない。

 ここで、フォルツァの左下に注目。

 この前、キャンプ用に買ったミニコンロと、カップをもってきたので、お湯を
沸かして、コーヒーを飲みながら待った。

 熱々のコーヒーが、こんな場所で飲めるなんてうれしい。
沸かしたてのお湯で作ったコーヒーは、文句なくうまい。



 やがて、JRの電車が来る。
なんのへんてつのない場所であったので、もう少し場所を探せばよかったかな。

 でも、撮り鉄ツーリングデビューとしては、こんなものだろう。



 碓氷峠の旧道に入り、旧信越本線の碓氷第三アーチに向かう。
明治25年にできた煉瓦製の鉄道橋である。昔は、この上を鉄道が走っていた。

 古い時代、これだけの技術と、芸術的な美しさを両立させたのは、すごいな、と思う。



 碓氷峠の入り口付近から山道に入る霧積温泉に行ってみた。
こんな機会でもないと、行くことはない。

 人間の証明という小説で有名になった鄙びた温泉地であるが、えんえんと
10kmくらい山道を進んだところにある、すごい立地の温泉だった。

 金湯館まで、なんとかたどり着いたが、路面状況が悪くて、フォルツァのような
ビッグスクーターでは、危険だ。

 日帰り温泉は600円
それほど大きな湯船ではないが、ぬるめのお湯が気持ちいい。

 少し長めに入っていたら、体の芯から温まった。



 霧積温泉に行く道路の途中に、鉄道橋がある。
長野新幹線の鉄道橋で、さきほど見学した、碓氷峠のレトロな煉瓦橋とは、違いモダンな
鉄道橋である。

 せっかくなので、長野新幹線を撮ってみた。

 お土産は、峠の釜めし



 こんな「撮り鉄」ツーリングは、初めての挑戦であるが、なかなかおもしろかった。

 ビッグスクーターと、一眼レフ、ミニコンロとカップは、撮り鉄ツーリングの
必需品である。