どろ焼きを食べる

　姫路駅に戻ると、もう、すっかり夜なのでホテルに荷物を置いて夕飯を食べに行く。まずは、軽く居酒屋でビールを飲むことにしよう。当初は居酒屋紀行に出ていた寿という店に行こうと歩き始めたが、歩きでは遠くて途中であきらめた。結局ホテルの近場でなんとか食堂という店に入って、地元の魚の刺身やイワシの漬けもの、牛すじの煮込みと冷やしなすをつまみにビールを飲んだ。けっこういい店だった。最近こういう大衆的な飲み屋さんがお気に入りである。
　そこから少し歩くと、どろ焼きで有名な南風という店を発見、入ろうと思ったが、満席だったので、さらに駅周辺をふらふらして時間をつぶしてまた行ってみると、今度は席があいていたので、速攻に店内に入った。
　もちろん「どろ焼き」を注文する。どろ焼きは全国的には有名でないが、お好み焼きともんじゃとたこ焼きの中間みたいな食べ物である。見た目はどてっとして、どうなのだろうか、、、。食べた感想だが、、、これはうまい。
　あつあつの鉄板の上におかれるので、ふーふーしながら食べる。けっこう大きいし、もうさっきの居酒屋でたくさん飲み食いしているので、ちょっと食いあきてきたが、ソースを変えたりして無事完食できた。東京都内にも支店があるようなので、こんど寄ってみることにしよう。
　せっかくなので、居酒屋紀行に出ていたK's　BARというバーに行ってみた。おしゃれな店でかっこいいバーテンダーがカクテルをつくってくれるのだが、ちょっとおしゃれすぎてあんまり落ち着けなかった。一人でこういう店は少しさびしいな。でも、カクテルはおいしかった。いつかは、こういう店で普通に飲めるようなダンディな男になりたいな。