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著者の山崎氏は、投資とか金融関係の専門家だと思っていたので、もう少し難しい経済用語や数字を使って、米中関係を書いてあるのかとおもったら、そうでもないようだ。どちらかというと、政治家のマニフェストみたいな内容である。
著者の山崎氏のプロフィールを見ると徳島県知事選に立候補したというから、政治家になりたいのだろうか。もし、私が投票者なら、一票入れてもいい、そのくらい政治家の主張としては、おもしろい内容だと思う。
投資をするには、これまでの世界資本主義の歴史と、現在の国際情勢をおおまかにとらえることが必要だと思う。この点、山崎氏なりの見方で詳しく書いているので、勉強になった。
ま、すぐすぐ私の投資生活にプラスになるような本ではないが、漢方薬みたいに、徐々に効いてくるかもしれない。
