韓国旅行（２）大韓航空 機内食

　韓国行きの航空券は、インターネットで手に入れた。インターネットで買ったほうが、情報量が多くて、安く買えるし、夜にだって買えるので便利である。いままで何度かインタ－ネットで航空券を買ったが、問題が発生したことはない。
　アジアナ航空か、大韓航空で迷ったが、発着の時間帯と値段でもっとも効率が良さそうな路線を選ぶという視点で考えて、今回は大韓航空の羽田金浦線を利用することにした。
　大韓航空の青い機体は、あんまり好きではないのだが、乗ってしまえば、気にならない。内装は、アジアらしく落ち着いた色使いで好感を持てた。機内に入るときにスチュワーデスさんがあいさつをしてくれる。日本人には、日本語でこんにちわ、韓国人には韓国語でアンニョンハセヨとか言うのだが、私には、韓国語であいさつしてくれた。私は韓国人に見えるのだろうか。
　着席して、シートベルトを締め、ガイドブックや行きたいところを印刷してきたペーパーを読む。このペーパーは、結局機内に置き忘れてしまったことには後で気づくことになる。

　やがて、機体の高度が上昇し、安定飛行に入ると、機内食の準備が始まった。今日のメニューは、鶏肉や野菜を甘く煮た料理にライス、海老のサラダ、パンと水というものであった。あと一品くらいデザートでもあれば、かなり豪華に見えるのだが、時間帯を考えればこんなものであろう。メインの鶏肉料理は万人向けの味付けでおいしく食べられたが、今から考えれば、これにコチジャンをかければ、もっとよかったと思う。コチジャンは、スッチーさんに頼めばもらえる。
　飲み物は、韓国産のビールにアメリカ産のピーナッツ。これが意外に相性がいい。パンもうまかった。約２時間くらいの飛行で、無事にソウルの金浦空港に到着した。

（続）


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韓国旅行（１）羽田空港

　実は９月のはじめに韓国旅行に行ってきたので、その旅を何回かに分けて書き記すことにします。まずは、羽田空港から。

　羽田空港から韓国の金浦空港に直通便ができたのは、大変うれしい。都内から成田空港までは、時間がかかりすぎるし、運賃だって安くはない。それに羽田から出発すると日本国内に飛ぶような気楽さでソウルにまでいけるのがうれしい。
　韓国の国際空港の仁川空港からソウル市内へはバス路線で結ばれているが、交通渋滞に巻き込まれたりすることを考えるとかなり時間に余裕がなくてはならないが、金浦空港からなら市内へ地下鉄が直通で通じているので、ある程度時間が計算できて、ギリギリまでソウル市内をうろつけるわけである。
　羽田空港の国際ターミナルは、小さくて、歩いてはいけないところにある。いったん空港の出口から出て、無料の送迎バスに乗って、国際ターミナルにたどり着いた。このターミナルは日韓路線専用であるから、ここまで来ると、すでに、キムチやにんにくのにおいがするのには、苦笑してしまった。
　客層は、冬ソナ大好きおばさま系が目に付く。そもそも搭乗客が少ないのでカウンターでチェックインするのに、時間がかからなかった。成田空港と比べると、全然早い。出発ロビーに行くと、一応免税店はあるが、それほど商品は充実していないようだ。
　しばらく、ＭＰ３を聴きながら待っていると、搭乗を開始した。

（続）