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XWork用語集1

2004-05-24 03:06:26 | オープンソース
WebWorkを理解するためには、ベースとなっているXWorkを理解することが大切だと思います。そこでここでXWorkを理解するのに必要な用語を一通りおさらいしておきたいと思います。

Actions
Actionはリクエスト毎に呼び出されるクラスで、あるひとまとまりの処理を行った後、Resultを返します。Actionはフレームワークから呼び出されるエントリポイントとして最低限execute()メソッドを実装します。

ActionContext
ActionContextは実行環境へのアクセス手段を提供します。HttpServletRequestやHttpSession等のServlet特有のAPIをラップしているイメージで良いと思います。その他にもXWork特有の実行環境へのアクセスパスも提供してはいますが。ActionContextはリクエスト毎にインスタンス化されます。

Interceptor
InterceptorActionの呼び出しの前後に任意の処理を動的にはさみこむオブジェクトです。前にも書きましたが、ServletFilterと同じイメージです。複数のActionにまたがった共通の処理を定義するときに使用します。

Stack
Stackは複数のInterceptorの順序つきリストです。Interceptorをグループ化してまとめてActionに適用するときに使います。StackActionの設定時に名前で指定できます。

Result
ResultはActionが返す文字列定数です。標準的な定数としてlogin, error, input, none, success が定義されていますが、もちろん他のものを定義するのは自由です。

Result Type
Viewを生成するクラスです。WebWorkのデフォルト設定ファイルでは前もってdispatcher,redirect, velocity, chain, xsltが定義されています。
普通にJSPでViewを生成するときに使うのがdispacher、Velocityの時はvelocityなのですが、redirect, chain, xsltというのはちょっとまだ良く分かりません。興味津津です。

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