一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

7月2日の日記

2013-07-03 00:31:23 | プライベート
7月5日(金)~8日(月)は、両親が北海道旅行を予定していた。「(年齢的にも)これが最後の旅行になる」とオヤジは情けないことを言っていたが、とにかく楽しみにしていた。
ところが、オヤジが先月下旬にひいた風邪がなかなか完治しない。私は、オヤジはどうするんだろうと見ていたが、きょう、旅行の断念を聞いた。
出発の3日前だからキャンセル料もけっこうな額になるが、治りかけで無理に旅行をして、ぶりっ返したら元も子もない。旅行はまた機会を見つけて行けばいい。今回は賢明な決断だったと思う。

昼、同じ敷地に住むおばが来た。庭に駐めてある自転車(2台)のカギが盗まれたという。
この自転車は、後輪にリング型の錠があり、それにカギを掛けるものである。朝、おばが職場に向かおうとしたところ、2台ともカギがロックされた状態になっていた。仕方がないから、おばは走って、職場まで向かったという。
自転車は自宅に戻せば、ロックしない。他者はどうか知らぬが、少なくとも我が家の風習としては、そうである。
ということからきょうの未明、不審者がこれらの自転車にロックをし、そのカギを盗んでいったという推理が成り立つ。
あれっ、まさか? とウチの自転車(2台)を見ると、ガーン!! こちらの1台も、リング型のそれがロックされていた。ウチも被害に遭っていたのか!!
もう1台は通常のカギ型だったからか、被害を免れていた(もっともこちらは、カギがバカになっていて、掛けられなかったようだ)。
これはウチだけへの嫌がらせか、常習者による犯行か。ともかく、とんだことになった。
私はオフクロに、警察に行くよう促すが、グズグズしている、そこへ折りよくお巡りさんが通ったので、かくかくしかじかと事情を話した。しかしこんな場合の警察が全く役に立たないことは、こちらも承知している。結局、被害者が泣き寝入りするしかないのだった。
それにしても不愉快なのは、この犯人である。いったい何が目的だったのか、皆目分からぬ。単なる愉快犯だろうが、被害を喰らったこちらはたまったものではない。こいつもまさに、人間のクズ。たぶんこいつは、周りに迷惑を掛けてばかりいるんだろう。こいつがこの世から消えても、誰も不利益は被らないと思う。
今回は奇跡的に予備のカギがあったから大事に至らなかったが、私はこの犯人を絶対に許さない。

きょうの女流王座戦は、里見香奈女流四段対島井咲緒里女流二段戦。仕事の合間にスマホをのぞく。
中盤までは島井女流二段がまずまずの指し回しに見えたが、65手目の▲3六歩は意外。私は▲7六竜を読んでいた。
その後も(私の頭では)意味不明の手が続いたが、77手目に▲6五歩とせざるを得ないようでは島井女流二段、もうダメだ。以下、里見女流四冠の制勝となった。
私がむかし将棋ソフトと戦ったとき、△6五桂と跳ねた形の桂馬はなかなか死ななかった。△7四飛と引いた形からの飛車交換、角道を通す△4五歩、△3四銀・△3五歩の渋さ。里見女流四冠の指し手は意外性に富み、おもしろかった。ただし、それほど強さは感じなかった。
島井女流二段は残念だったが、力は出し切ったと思う。

夕方、仕事を終えて自宅に戻ると、「御免ください」と若い男の声。イヤな予感がしたが、案の定「西日暮里の営業所から来たんですが…」。大東建託の営業だった(もう、会社名を書いても問題あるまい)。ちょっと待ってくれよ…。こっちはこのところいろいろあって、疲れてるのに…。
大東建託のしつこい営業にはほとほと参っている。ことに昨年のクリスマスイブのそれは激しく、その顛末はこのブログにも書いた。
彼にそのことを言うと、「それは(ウチの営業が)ひどい…」とか言う。
「いやそれはオタクの会社がやったことなんだよ!」
と私は呆れる。この会社、ホントにしつこい!
私はしばらく、大東建託の粘着営業ぶりを語ってやったが、しまいにはこの会社がバケモノみたいに思えてきて、私は
「もうホントに、ここには来ないでください」
と言うと、その場で土下座をして、土間に額をこすりつけた。
と、うしろにオフクロが来て、何やってんの、と驚く。それがオヤジに伝わり、「お前は何をやってるんだ!!」
と、今度は私がメチャクチャに怒られた。
大の男が土下座なんかするな! というわけだが、大東建託にはこのぐらいしないと、引き取ってもらえないと思った。大東建託。つくづく恐ろしい会社である。

午後7時からはなんとなく、日本テレビ系の「火曜サプライズ」を観る。きょうは爆笑問題の田中が、石ちゃん、ウエンツと阿佐ヶ谷でグルメ旅をする。
石ちゃんが美味そうに食事をする。そこで最近気になるのが、タレントが食べ物を口にするときの「シャクッ」という効果音だ。これはテレビ朝日系の「いきなり!黄金伝説。」あたりがやり始めたと推察するが、私はこの音が嫌いだ。
ここでもそれをやられ、ちょっと興趣が殺がれた。
続いてはオリラジが嵯峨野観光鉄道に乗って、知られざる名所をあたる。嵯峨野観光鉄道は、私が先日乗ろうと思った鉄道。懐かしく観たが、訪れた場所は以前も紹介されたところで、新鮮味はなかった。
京本政樹と柳沢慎吾は、新メンバーを加えて秋田の旅だったが、始まるとすぐに、これは次週のお楽しみ、となった。
新聞の番組欄には「京本&柳沢は秋田へ」とあったが、これを読めば本編を放送すると思う。例えば秋田好き?の視聴者は、ビデオのセットもしかたもしれない。しかしこれでは看板に偽りアリである。
火曜サプライズはCM前のモザイクやマル秘を多用し、観ていてストレスが溜まる。まあ、そのうち私も、この番組を観なくなるだろう。

夜10時からは、ビデオ録画しておいた、NHK杯将棋トーナメント「村山慈明六段×阿部光瑠四段」戦を観る。これが期待通りの熱戦。通常四間飛車でもイビアナと堂々と渡り合える、と阿部四段が示してくれる。
今期のNHK杯は、好局の上をいく名局が多いが、本局もそう。終局直後、両者とも負けたような表情だったのが、それを証明していた。解説の中村太地六段も小声ながら的確で、強いと思った。
コメント (4)
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