八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

今夜はお月見様

2023年09月29日 12時03分16秒 | Weblog

画像は、十五夜様に今夜供えるもの。月見団子と葡萄。今夜の十五夜様は、芋名月とか、里芋と栗とすすきの穂と萩の花が、あれば良いのだろう。買出しの予定はないので、画像の供えで愛でる。葡萄は、頂き物で、シャインマスカットと巨峰。ひと房は、すでに昨日いただいてしまった。「美味だぁ」。スーパーの棚に並んでいるのを、食べてみたいなぁと、横目で見ていた。満月のことで、潮の干満を知ることによって、昆布の生産をしているとか、竹炭を焼くのには、満月がいいとか、お酒の仕込みに、満月の日をえらぶとか、塩を作るのに、満潮の時に汲み上げた海水を使うとか、月の光を愛でる方々がおられると読んだ。齷齪している日々だが、満月を愛で、明日から、月が欠けていくのに合わせて、体に蓄積されたエネルギーが、体内から出ていくとかと、風邪をひくと長引くから注意と読んだ。新月からの二週間は、月が満ちて行くのに合わせて、体にエネルギーを吸収していくとか。手元に残っていた古新聞などからです。「花鳥風月」ー「自然の美しい景色。月をめでるー。「花朝月夕」ー春と秋の気候のよい時ー、花朝は、陰暦の二月十五日、月夕は、八月十五日のこと。「明月清樽」-美しい月と上等の酒の意、と読んだ。古来から季節を愛でる言葉がある。「いつも月夜に米の飯」ー現実は闇夜もあり、米が食べられないこともあると、我が身をいさめている。湿っぽくなったので、今夜の月見は、下戸だが、美酒をなめてみる。


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