八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

終着駅ちかくの車内

2014年10月26日 19時03分05秒 | Weblog
一週間前、中学校卒業時の、同期会に、出席した。その帰りの、ス-パ―ひたちの車内。上野を、17時発車をした。発車までは、通路を急いでいる人の、ざわつき。前の席に座っている人の小声の話声。到着駅と、その時刻の案内放送。発車をして間もなく、車内は、走行音だけになり、うたたねをはじめた。一時間も過ぎて、到着駅の案内放送で、目をさました。乗車したころは、まだ、西の空に、太陽が沈む前で、明るかった。到着駅の案内放送が、停車駅ごとにあり、車窓の、真っ暗闇を、ぼんやりと見ていた。同級生との、一年ぶりの再会を楽しみにしていた。その帰りに、「行はよいよい、帰りはこわい」、なんて思い出していた。

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