八十路徒然なるままに

今ひとときは心も浮き立つものは、春の景色にこそあめれ。徒然草より

七十路徒然なるまに

2009年10月19日 20時34分22秒 | Weblog
今日は旧暦で、九月一日だ。九月は、長月、菊月、紅葉月との、異称がある。例によって、仕事での車中から、、一週間前とはがらり違った、季節の移ろいを見る。稲の刈り取りが終わり、街路樹は色付き、落葉してたわわに柿が色付いている。今の季節は、抜けるような青空なのだろうが、今日は遠くの山々が、かすんでいる。そう言えば昨日、黄砂があるかもと、報じていたようだった。稜線に沈む太陽は、赤々しいが、目に入っても眩しくない。帰りの道は、ライトを点灯した。秋の日暮れは、「つるべ落とし」とか。「つるべ」なるものは、今は見られない。昔ぁしは、江戸水での生活だったが、現代は、蛇口をひねってなので、便利な世の中になった。季節の話しのつもりが、「つるべ」とか、「蛇口」とかと書くので、古いなぁと、またまた苦笑している。安全運転ならば、山野を見廻せる。「すずめ色の夕暮れ」は、誰もが急いでいるようなので、流れに沿って急いでいる。「俺ごとは誰ぁれも待ってもいねぇのになぁ」って思いながら。

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