八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

2022年05月05日 19時46分17秒 | Weblog
ずうーっと前に撮ったもの。退屈まぎれに以前の画像を見てみた。支柱に、ペタペタペタと上って、「人間様の世の中は、どうなつていんだぁ」なーんて、見廻しているわけではない。この後は、ぽぉんと飛び降りて、葉陰に隠れた。昔し、池に飛び込んだのを見て、有名になったのがあったなぁと。演目は忘れた落語のまくらに、蛙の吉原行きある。むかーし、人間が楽しんでいる吉原という所に、蛙たちが、「あか、お前はいくかぁ」、「あおは、どおだぁ」、「殿さまは、行くかぁ。おめぇは様子がいいからなぁ」、「へぼぉ、お前はよした方がいいなぁ」と、話がまとまり、「人間に笑われるから、立っていけよぉ」と。「かえるの、吉原遊びですかぁ。乙なものですなぁ」とかが、あった。漫才に、「げろげぇろぉ、げろげぇろぉ」と、笑わせてのがある。蛙の詩人の、草野心平は、超有名。昭和63年ころの、NHK趣味講座の講師「榊獏山」の書道に親しむの冊子で、「心平さんは蛙の詩人だ。蛙をいろいろと鳴かせながら、蛙に蛙の言葉を唄わせて、韻律も豊穣なイメージを創造する」と、読んだ。詩のことを理解していないのに、載せたのは、大変失礼のことと承知、ご容赦の程。
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