生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信509 ・メディアも沖縄の民意を汲む必要があるでしょう

2010-04-24 07:00:56 | 日記
お早うございます。「黄色」で意思表示しましょう。沖縄の「県内移設反対」に連帯するシンボル・カラーです。
生き生き箕面通信509(100424)をお届けします。

・メディアも沖縄の民意を汲む必要があるでしょう
 明日25日は沖縄で米軍基地の県内移設に反対する大規模な「県民大会」が開かれ、仲井真弘多知事も出席して意思表示せざるを得なくなりました。つまり、沖縄は一丸となって「県内移設にノー」を突きつけるのです。辺野古もダメ、キャンプ・シュワブもダメ、沖縄に新しく基地を受け入れる余地はないという「沖縄の意志」が、ダメ押しの形で明確に示されるわけです。

 となれば、政府は沖縄での新基地建設を断念しなければならない段階となります。巨額の援助金など「経済活性化」という”ニンジン”に惑わされることなく、人間の誇りと生きざまをかけて「ノー」という意思表示には、戦前から100年以上差別され続けてきた沖縄の人々の本土に対する「まだ差別し続けるのですか」という思いも込められています。

 沖縄の民意は、政府ばかりでなく、メディアも真剣に受け止める段階ではないでしょうか。いままでのメディアは朝日も読売も「移設先はどこか。政府はちゃんと移設先を見つけて解決できるのか」という観点だけからしか取り上げてきませんでした。問題の本質から目をそらせ、目立たぬように逃げ回ってきました。

 しかし、メディアももう観念して、「沖縄はムリだ。しからばどう考えるべきか」と論説を次のステップへ進ませる時期です。次の段階へ移れば、国内のほかの地域で受け入れ先を見つける作業になりますが、そうした地域がないことは、すでに徳之島で証明されています。だから、どうしても「本当に米軍基地はいるのか」という問題と正面から向き合わなければならない。

 ところが、メディアはいまだに、朝日も読売も「いま、米軍基地は日本にとって何なのか」という問題の本質に触れないようにしています。「米軍は日本を守ってくれるのだ」という”お守り札”だけを盲目的にプロパガンダする立場に固執しています。冷戦が終結したあとも、つまり状況が大きく変化しても”お守り札”だけを後生大事に捧げ持ち、そして展開するやせ細った論説。「大手のメディアは、本当に日本のことを考えているのですか」「ひょっとすると、アメリカのお先棒をかついでいるだけではないのですか」と考え込んでしまいます。

 明日の県民大会に連帯して、今日から「黄色」のものを何か身につけましょう。大手メディアの論調を変えさせる力にもなります。




生き生き箕面通信509 ・メディアも沖縄の民意を汲む必要があるでしょう

2010-04-24 06:53:14 | 日記
お早うございます。「黄色」で意思表示しましょう。沖縄の「県内移設反対」に連帯するシンボル・カラーです。
生き生き箕面通信509(100424)をお届けします。

・メディアも沖縄の民意を汲む必要があるでしょう
 明日25日は沖縄で米軍基地の県内移設に反対する大規模な「県民大会」が開かれ、仲井真弘多知事も出席して意思表示せざるを得なくなりました。つまり、沖縄は一丸となって「県内移設にノー」を突きつけるのです。辺野古もダメ、キャンプ・シュワブもダメ、沖縄に新しく基地を受け入れる余地はないという「沖縄の意志」が、ダメ押しの形で明確に示されるわけです。

 となれば、政府は沖縄での新基地建設を断念しなければならない段階となります。巨額の援助金など「経済活性化」という”ニンジン”に惑わされることなく、人間の誇りと生きざまをかけて「ノー」という意思表示には、戦前から100年以上差別され続けてきた沖縄の人々の本土に対する「まだ差別し続けるのですか」という思いも込められています。

 沖縄の民意は、政府ばかりでなく、メディアも真剣に受け止める段階ではないでしょうか。いままでのメディアは朝日も読売も「移設先はどこか。政府はちゃんと移設先を見つけて解決できるのか」という観点だけからしか取り上げてきませんでした。問題の本質から目をそらせ、目立たぬように逃げ回ってきました。

 しかし、メディアももう観念して、「沖縄はムリだ。しからばどう考えるべきか」と論説を次のステップへ進ませる時期です。次の段階へ移れば、国内のほかの地域で受け入れ先を見つける作業になりますが、そうした地域がないことは、すでに徳之島で証明されています。だから、どうしても「本当に米軍基地はいるのか」という問題と正面から向き合わなければならない。

 ところが、メディアはいまだに、朝日も読売も「いま、米軍基地は日本にとって何なのか」という問題の本質に触れないようにしています。「米軍は日本を守ってくれるのだ」という”お守り札”だけを盲目的にプロパガンダする立場に固執しています。冷戦が終結したあとも、つまり状況が大きく変化しても”お守り札”だけを後生大事に捧げ持ち、そして展開するやせ細った論説。「大手のメディアは、本当に日本のことを考えているのですか」「ひょっとすると、アメリカのお先棒をかついでいるだけではないのですか」と考え込んでしまいます。

 明日の県民大会に連帯して、今日から「黄色」のものを何か身につけましょう。大手メディアの論調を変えさせる力にもなります。