我が庄内平野では,この時期,各農家が一斉に田植えの作業に入る(おいしい「はえぬき」など作っています)
特に,ほとんどが兼業農家となった昨今,ゴールデン・ウイークが田植えのピークとなるのはやむを得まい。
幼少の頃,農家の出身だった父親に聞いたことがある。
「農家は,雪がなくなると苗作りや苗代作りで忙しくなる。そして鳥海山に種まき爺さんが現れて,ちょうどいい形になると田植えをする」と。
(「種まき爺さん」を知らない方は,こちらの写真を参照ください)
もちろん「苗は手で植えるもの」,「農業普及指導もなく自然に教えられることが多い」という古きよき時代の話である。
以来,春になると,私にとって種まき爺さんを見るのが好きで,眺めること自体が「毎年のお約束」にもなっている。
教えてくれた父が亡くなって,既に30年近くにもなる。
それでも,遠くから種まき爺さんを眺めている。
さて,写真は今日の鳥海山,しかも撮ったのは懐かしい生家近く。
「遅い春」と言われながらも,お約束の時期に間に合わせ,良い形になっていた。
懐かしい生家(右の樹木の向こう側)も,取り壊されて今はないが,やはり,この辺りから眺める「なで肩」の鳥海山と種まき爺さんが好きだ。
お爺さんの腰も程よく曲がり「部品」も程良く鮮明だから...
(注)撮影場所は山形県酒田市穂積地区,旧7号線より東側に入ったところ。よく釣りに行く酒田北港からは,たかだか車で東へ5分のあたりです(笑)
特に,ほとんどが兼業農家となった昨今,ゴールデン・ウイークが田植えのピークとなるのはやむを得まい。
幼少の頃,農家の出身だった父親に聞いたことがある。
「農家は,雪がなくなると苗作りや苗代作りで忙しくなる。そして鳥海山に種まき爺さんが現れて,ちょうどいい形になると田植えをする」と。
(「種まき爺さん」を知らない方は,こちらの写真を参照ください)
もちろん「苗は手で植えるもの」,「農業普及指導もなく自然に教えられることが多い」という古きよき時代の話である。
以来,春になると,私にとって種まき爺さんを見るのが好きで,眺めること自体が「毎年のお約束」にもなっている。
教えてくれた父が亡くなって,既に30年近くにもなる。
それでも,遠くから種まき爺さんを眺めている。
さて,写真は今日の鳥海山,しかも撮ったのは懐かしい生家近く。
「遅い春」と言われながらも,お約束の時期に間に合わせ,良い形になっていた。
懐かしい生家(右の樹木の向こう側)も,取り壊されて今はないが,やはり,この辺りから眺める「なで肩」の鳥海山と種まき爺さんが好きだ。
お爺さんの腰も程よく曲がり「部品」も程良く鮮明だから...
(注)撮影場所は山形県酒田市穂積地区,旧7号線より東側に入ったところ。よく釣りに行く酒田北港からは,たかだか車で東へ5分のあたりです(笑)
「おしょうしな」は地元の人が言うと素敵な響きです。
こちらは「もっけだの」ですね。
「ありがたい」ほかに「すまない」などの意味があり,状況によっては「もっけだ。もっけだの」の連発(安売り?)もあり得ます(笑)
教えていただきおしょうしな。
ほんと、種をまいているように見えます。
というか,西荒瀬では爺さんの部分以外に画像としてクリアなのは,さらに左に「家畜(牛?)」っぽいのが見える(気がする)くらいです。
どうなんでしょうね!?(笑)
左が爺さんで、右側が婆さん?
どうなんでしょう?