【本文】
【読み】
一本三
聞きにくきもの
聞きにくきもの。
声にくげなる人の、物言ひ、笑ひなど、うちとけたる気はひ。
眠(ねぶ)りて陀羅尼読みたる。
歯黒(はぐろ)めつけて、物言ふ声。ことなることなき人は、もの食ひつつもい、ふぞかし。
篳篥(ひちりき)習ふほど。
【読書ノート】
聞きにくき=聞くに堪えないもの。
つけて=「て」はつつ。眠(ねぶ)りても同じ。ことなることなき人=格別のこともない人。
篳篥(ひちりき)=雅楽の管楽器。→二百四段。まして練習はやかましい。
【読み】
一本三
聞きにくきもの
聞きにくきもの。
声にくげなる人の、物言ひ、笑ひなど、うちとけたる気はひ。
眠(ねぶ)りて陀羅尼読みたる。
歯黒(はぐろ)めつけて、物言ふ声。ことなることなき人は、もの食ひつつもい、ふぞかし。
篳篥(ひちりき)習ふほど。
【読書ノート】
聞きにくき=聞くに堪えないもの。
つけて=「て」はつつ。眠(ねぶ)りても同じ。ことなることなき人=格別のこともない人。
篳篥(ひちりき)=雅楽の管楽器。→二百四段。まして練習はやかましい。
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