トランプはまたもや日米安保条約の片務性を問題にしている。交戦権を否定した現在の日本の憲法では、いくら同盟国だといっても、口先だけで絵の描いた餅だというのだ。これは正鵠を射ている。平和安全法制だけでは物足りないからだろう。
これまでの米国であれば、そうした憲法を押し付けた経過もあり、日本にそこまで要求はしなかった。しかし、もはや米国はかつての米国ではない。東アジアの平和を、日本が守り抜くには、それ相応の力を持たなければならないのである。
トランプがそこまで言うのならば、射程の短い潜水艦搭載の戦術核の保有を認めるべきだろう。そうなれば日本は、米国のために一肌も二肌も脱ぐことができる。あくまでも限られた数でいい。日本が核攻撃された場合に、敵の中枢を報復、破壊するだけでよいのである。
日本が普通の国家になれば、米軍の軍事基地の多くは撤去し、自衛隊が引き継ぐのである。第七艦隊の横須賀さえ残せば十分である。米国と英国とのような関係を日本が構築できれば、お互いの結び付きはさらに強化されるのである。
ようやく米国を自らの非を認めつつある。日本を弱体化した結果、米国の損になることに気づいたのだろう。米国が世界の警察官を続けるのは無理だ。日本周辺の東アジアは緊張しており、軍拡を進める中国の脅威に対抗しなくてはならない。トランプの主張は、日本にとっても渡りに船なのである。
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