草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

北朝鮮の脅威に立ち向かうにはアメリカ頼みであってはならない!

2017年04月20日 | 安全保障

アメリカは本当に日本を防衛してくれるのだろうか。今の時点でも、北朝鮮は100発のノドンやスカッドを日本列島に撃ち込むことができる。その何発かに核が搭載されていれば、日本は壊滅的な打撃を受けるのである。トランプが大統領に就任して、オバマのような弱腰ではないとしても、あくまでもアメリカファーストなのである▼もともとアメリカは孤立主義的な傾向がある。とくに、トランプが属する共和党はその流れを汲んでいる。よく例に出されるのが、第二次世界大戦勃発時のアメリカ国民の孤立主義的な感情である。世界恐慌の影響下にあったこともあり、多くのアメリカ国民は国内の諸問題の解決や不況対策を望んでいた▼1934年にジョンソン法が成立し、1935年に中立決議がなされたのは、それを受けてであった。ジョンソン法は、第一次世界大戦の戦勝国であったイギリス、フランス、イタリアなどがアメリカへの負債の支払いを拒絶したために、今後はそうした外国政府の外債の発行をアメリカ国内で禁ずるというものであった。中立決議は交戦国へ武器や弾薬を売ることを禁ずるとともに、交戦国の船に乗るアメリカ人には自己責任を課したのである▼第二次世界大戦で連合国側に加わることでアメリカ国民が一致したのは、ナチスのソ連侵攻や、日本による真珠湾への攻撃があったからである。アメリカは北米にまでミサイルが届かなければよいのであり、最終的には日本が自主防衛力を強化する以外にない。私たちは厳しい現実を直視すべきなのである。


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