草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

『日本国紀』と併せて平泉澄の『物語日本史』を読もう!

2018年11月10日 | 思想家

百田尚樹氏の『日本国紀』が出版されたことで、日本の歴史を取り戻そうとする気運が生まれつつある。ようやく日本人が自らのアイデンティティーを確認しようとしているのだ▼古代から現代までの日本の通史として評判が高いのは、平泉澄の『物語日本史』である。講談社学術文庫になっており、誰でもが読むことができる。国体の護持に固執したために、平泉は一時歴史学会からパージされた時期もあったが、中世のお寺や神社の「アジール」という聖なる地域の研究者として、最近は再評価されている▼平泉は晩年の昭和52年に『日本の悲劇と理想』を世に問うた。89歳で亡くなる7年前のことである。そこに収録された「序章大東亜戦争開戦の責任」において、大東亜戦争がアメリカによって仕組まれたものであることを、歴史家の眼から検証したのだった。老いと闘いながらも、それだけは書き残して置きたかったのだろう。東京裁判史観によって一方的に日本が断罪されたことに、一矢報いようとしたのだ▼「私の手に残された米軍第一線の勇士海兵少佐パトナムの日記は、第一線出動の命令が11月27日既に発せられ、その30日には、日本の艦船又は飛行機は、見当たり次第之を撃沈撃墜せよとの戦闘命令が出ていた事を証明している(日本の連合艦隊がパールハーバーを攻撃したのは12月8日)」と書いたのである。日本の歴史はかっては「国史」と呼ばれてきた。私たちの先人の血と涙がつまっているからだ。『日本国紀』と併せて、国史学者の泰斗であった平泉の『物語日本史』を読むことを勧めたい。

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