草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

小沢で自爆する民主党

2008年09月14日 | Weblog
小沢一郎の国替えなんか驚くにあたらない。公明党を脅かしているだけで、旧田中派のやりかたそのままだからだ。そこで勝負に出ずに引っ込むのが落ちである。勇気や信念があれば、大連立を言いだしておきながら、それを撤回するという醜態を演じなかっただろう。しかも、防衛利権をめぐる小沢の暗部が暴かれつつあるのに、そこまでやるのであれば見上げたものだ。自衛隊の早期警戒機の導入をめぐっては、小沢の関与が取り沙汰されているし、その賄賂が新党を立ち上げるのに使われたともいわれている。小沢は追い詰められているのだ。断崖絶壁に立たされているわりには、いい度胸だ。金丸、竹下、小沢は、金竹小といわれて悪名が高かった。利権まみれの時代の自民党中枢を支配してきたからだ。悪役に徹してきた亡霊を担いでいる民主党というのは、一体何を考えているのだろうか。そんなにまでして、小沢に牛耳られた第二自民党になりたいのだろうか。民主党は小沢党に名前を変えたらどうだろう。すぐに自爆するから、そんな手間をかける必要もないとは思うが。
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