ようやく対立軸がはっきりしてきた。何が何でも安倍総理を引きずり降ろそうとした勢力は、思惑がはずれたのではないだろうか。小池新党に民進党の衆議院議員全部を引き受けさせ、自公政権を過半数割れに追い込むという選挙戦術は、最初から無理があった。希望の党と立憲民主党とが激突する選挙区も出てくるだろう▼これで勢いづくのが自民党ではないだろうか。勝敗ラインを自公で過半数に設定していたが。単独でもそれが可能になるのではないだろうか。そこに日本維新の会と希望の党が加われば、改憲勢力は三分の二どころではないだろう▼悔しがっているのは朝日新聞である。今日の社説で「希望の公認を求めて、希望が示す政策に唯々諾々と従うのか」と批判している。今さら遅いのである。まともな安全保障論議を安倍内閣に挑むことなく、朝日新聞に煽られて森友加計でしか追及できなかった民進党は、党内での安全保障の議論を避けてきた。朝鮮半島の危機を目前にして、当然のごとく民進党に亀裂が入ったのである▼朝日新聞は気色ばんで「その先にあるのは政党政治の危機である」と大見得を切っても、国民は誰も聞く耳をもたないだろう。明日にでも戦争が勃発するかも知れず、平和ボケは許されない。国家として身構えるためにも、総選挙後に保守が大同団結して、挙国一致の政府を樹立しなくてはならない。災い転じて福となすべきなのである。
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