草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

牛肉の出荷停止で福島県産の食品にまたもや赤信号

2011年07月09日 | 災害

 福島の食べ物はまったく安全だ、と言いふらしていた連中は一体どう考えているのだろう。msn.産経ニュースによると、昨日、東京都が南相馬産の牛肉からセシウムを検出し、それは食品衛生法の暫定基準値を約5倍上回ったという。それを受けて、福島県は南相馬市に出荷自粛を要請したほか、厚生労働省も、福島県やその隣接県に牛肉検査の強化を求めた。とくに、福島県東部の阿武隈山地では牛を飼っている農家が多く、乳牛だけでなく肉牛にまで影響が出てくれば、死活問題ではなかろうか。それにしても、国、県は一体何をしていたのだろう。今回の場合も、福島県だけでは食品の検査が追いつかないので、厚生労働省の依頼で東京都が行ったというが、そこにこそ県は、予算も人員も割くべきではないだろうか。もっとも気になるのは、福島県内の学校給食がどうなっているかだ。内部被曝を防ぐためにも、地産地消という考え方は改めて、今こそ食の安全を優先すべきだろう。農家を救うために、地元のものを食べようというのは、50歳以上の世代が引き受ければいいのであって、子供たちに犠牲を強いるのは、大きな間違いだ。民主党政権も、政局にかまけて、真面目に取り組む気がないようだし、もうここまでなれば、人災以外の何物でもない。  

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (菅の市民活動は国家破壊!)
2011-07-09 09:58:13
原発嫌いの菅直人による情報かく乱・・・いい加減にしろ!
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Unknown (みさえ)
2011-07-10 10:34:06
 素人考えではありますが、牛の肉からセシウムが検出されたってことは、言いたくはないが、人間も間違いなく内部被曝しているってことになりますよね。

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