草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

独裁的覇権国家中共への対抗は王道の精神を取り戻すためだ!

2020年09月22日 | 思想家

中共の脅威に対抗するためには、日本が「ファイブアイズ」に加わり、欧米との軍事的な同盟を強化するしかない。しかし、それは脱アへと舵を切ることではない。東亜の共同体を形成する夢を捨ててはならない。覇権国家に堕落した中共はその理想を放棄し、力による現状変更を目指している。それを阻止するための窮余の策なのであり、アジアに王道の精神を取り戻すためなのである。▼我が国の歴史的な使命は、欧米世界のアジアの植民地化に待ったをかけることであった。日露戦争の勝利に、アジアの人々は歓喜したのだった。高山岩男が主張したように、日本には文明史的な役割があるのだ。その立場を揺るがすようなことがあってはならない▼「我が汝を力によって内在化せしめるのではなく、我は汝を超越的な他者として遇し、我と汝とが相互に独立性を保ちつつ睦び合う人格的交渉の原理、これが世界的世界の秩序構成の原理である。世界的世界の設立の端を開いた日本の使命は、かかる人格的道義的秩序をもつ世界的世界の完成にある」(『文化類型学的考察 日本民族の心』)▼欧米的世界から「世界的世界」への歩みは世界的な流れである。そこでの「新しき文化の概念と新しき政治の概念」をつくりあげるには、アジアの民を抜きにしては成立しない。アジアの諸国による東亜の共同体が前提なのである。


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