草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

朝日新聞などの上から目線を正当化した丸山眞男!

2018年02月23日 | 思想家

戦後日本の言論を支配してきたのは、朝日新聞や岩波書店に集まった進歩的文化人の言説であった。その筆頭のオピニオンリーダーが丸山眞男であった。その丸山を谷沢永一は『反日的日本人の思想』で厳しく断罪した▼「いわゆる戦後民主主義の理論的指導者として学会に絶大な威勢をふるった丸山眞男は、日本国民を『二つの類型』に峻別しました。そして文化人や言論人や大学教授や東大生などは『本来のインテリ』であるが、独立自営業者など額に汗して働く国民の中間層において、人々を束ねる立場にある者は『疑似インテリ』であり、この『亜インテリ』こそ『日本におけるファシズム運動の担い手』であると弾劾し、『本来のインテリ』を全面的に免責しました」▼丸山にとっては、先の戦争に駆り立てた者たちは、疑似インテリの無知蒙昧な者たちであった。本当のインテリには罪はないというのだ。その延長線上に今の言論界もある。上から目線で国民を導こうとする傲慢さは、丸山の論理から導き出された結論なのである▼好戦的なムードを盛り上げたのは、朝日新聞や東京大学であったにもかかわらず、疑似インテリの仕業にすり替えた。これには左翼陣営からも反発が出た。その急先鋒であったのが吉本隆明である。ネット上での朝日新聞などへの批判は、まさしく丸山的言説に対しての糾弾である。戦後日本の歪んだ言論空間を正すには、それを避けて通ることはできないのである。

 

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