草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相が目指すべきは道義国家日本だ!

2015年01月05日 | 思想家

安倍首相を支持しているからと言って、全権を委任しているわけではない。アベノミクスの第三の矢にはかなり抵抗がある。中共に侵略されそうなのに、あまりにも弱腰に見えてならない。長期政権を目指すとすれば、それなりの大義を掲げるべきだろう。保守政治家として立派であったのは、前尾繁三郎であった。安倍首相とは派閥が違うが、学ぶべき点が大いにあると思う。前尾は『政の心』において「われわれは独自の知識と技術を開発し、発達させてこれを広く世界に供与して世界人類の進歩に貢献し、さらに道義国家として世界の尊敬を集めることこそ大切なのである」と書いている。日本が世界に誇るべきは、日本の文化なのである。安倍首相はそれを最大限の武器にして、外国との交渉にあたるべきだろう。グローバリズムに抗するにあたっても、日本の根本が失われることの危機を訴えるべきだ。そこで問題になってくるのが情報の発信力である。中共や韓国のように敵を想定して、悪しざまに罵るというのではない。日本のよさを世界にPRすればいいのだ。外務省に依存していたのでは、それはできるわけがない。もっと民間の力を活用すべきではないだろうか。日本が道義国家として自己主張すれば、世界は日本を高く評価することになる。経済も大事だが、それ以上に問われているのは、国家としての在り方なのである。

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