草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

福島県人を無知蒙昧と決めつけている「美味しんぼう」最新号を嗤う!

2014年05月13日 | マスコミ評

 漫画ごときで騒ぐのも大人げないが、「美味しんぼう」最新号を論じないわけにはいかない。原作者の雁屋哲は真実を描いたとしているが、それは本当だろうか。私は会津に住んでいるが、福島県を危険視するならば、東日本全体を問題にすべきだ。雁屋哲の指摘通りであるならば、栃木県の那須や宮城県の南部、茨城県の北部がどうして安全なのだろう。私は線量計を常時持っている。それらの地域では、会津よりも高い数字が出ているのを、何度となく確認している。雁屋が福島県にこだわるのは、サヨク的プロパガンダがあるからだろう。しかも、雁屋は本当の敵を見逃している。福島第一原発の事故は民主党の菅直人政権時代のことなのである。一番深刻だったときに、福島市や郡山市からの避難を握りつぶしたのは、誰あろう菅直人元首相であり、民主党の応援で当選していた佐藤雄平知事ではなかったか。自民党の安倍首相は、それを引き継いだだけだ。さらに、雁屋哲に言われなくても、福島県人は低線量被曝の危険性を知らないわけではない。黙々と耐えているのである。実験道具になってやっているのだ。放射能で汚染された山河を取り戻そうと、それこそ必死なのである。「福島県に住めない」と言うのであれば、民主党政権時代に口にすればよかったではないか。福島県人は多くの不安を抱えながら生きている。それでも、できれば土地を離れたくはないのである。たとえ離れることになっても、すぐに帰れる場所にとどまりたいのだ。会津地方にも大熊町の人たちが住んでいる。避難するのであれば、もっと早いタイミングがあったはずだ。ここまでくれば、歳月が経ってしまえば、福島県人は腹をくくっているのであり、よそもがとやかく言うことではない。

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中共の脅威の前に孤立する日本のサヨクを嗤う!

2014年05月13日 | 祖国日本を救う運動

 いくら何でもオスプレイに反対したり、自衛隊に罵倒を浴びせたりするサヨクへの視線が厳しいのは、あたりまえの現象ではないだろうか。ベトナムなどに対してもやりたい放題の中共に、危機感をつのらせる日本国民が増えている。それで風当たりが強くなったサヨクは、沖縄の基地反対運動を呼びかける勢力が孤立化するのに、かつてない不安感を抱いている。自分たちが批判されると、異常な反応をするのである。そして、基地反対闘争を槍玉に挙げるのは「右翼だ」と決めつけ、自分たちの正当性を主張するのである。イデオロギー的にも敗北したサヨクが、最終的に行き着いたのが沖縄の反基地闘争であった。今から30年前であれば、中共の日本侵略の可能性が取り沙汰されることもなかったが、現在は状況が変わった。いつ中共の工作員が尖閣諸島に上陸しても不思議ではないのだ。読売新聞が最近行った世論調査によると、集団的自衛権の行使容認が圧倒的な支持を得ている。それが「限定容認論」で歯止めがあるとしても、中共が攻めてくることに対して、日米共同で対処する。それが日本人のコンセンサスになってきているのだ。サヨクは新左翼の本来の姿であった反スターリニズムの旗を降ろしてしまったようだ。中国共産党による民主活動家の拘束逮捕を真っ先に批判しなくてはならないのに、それもしない。かえって特定アジアの走狗と化しているのだ。どんどんサヨクは孤立していくだろう。「戦争反対」を叫びながら、結局は中共に戦争のチャンスを与えているのだから。情けないにもほどがある。

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