この前の週末にテレビ東京系の「美の巨人たち」を見ました。
今回、取り上げられたのが山口県岩国市にある「錦帯橋」。
私たちが昨年、シルバーウィークを利用して、
広島方面に旅行した際、立ち寄った地でもあり、
ちょっと楽しみにしていました。
1673年に岩国三代目藩主、吉川広嘉によって創建された錦帯橋。
世界でたった一つしかないという、木造五連アーチ橋です。
番組では、広嘉の橋への執念ともいうべき思いがよく伝わってきましたが、
ぼん太が印象に残ったのは、今も昔も変らぬ大工たちの技術でした。
広嘉が創建してわずか8ヶ月後に橋が流された後も、
何度か、架け替えられてきたわけですが、
匠の技ともいえるその技術は今に伝わっています。
番組の中で、とある大工さんが語っていましたが、
この橋は図面通りに作ると、うまく出来ないそうです。
複雑に絡んだ幾何学的な木と木との組み合わせ部分において、
木の個性を掴んでいる者でしか作り上げていけないそうです。
そして、その感覚的なものは、決して数値的に表せるものではなく、
口伝でしか伝えられないものだそうです。
匠達の長年の経験から得られるコツや勘といったものが
集約されて、やっとこの複雑な木造の橋が出来上がるといえます。
実際、私たちも昨年秋にこの錦帯橋の下部構造を間近で見ましたが、
まあよくも複雑にこんなに上手い具合に
木を組み合わせられるものだなーと驚嘆したものです。
今回、またテレビの画面を通じて、その技の凄さを改めて感じました。
広嘉の思いは、今も岩国の人々に脈々と伝えられて、
橋に携わる職人たちの技術もまた次の時代に伝えられていくことでしょう。
今回、取り上げられたのが山口県岩国市にある「錦帯橋」。
私たちが昨年、シルバーウィークを利用して、
広島方面に旅行した際、立ち寄った地でもあり、
ちょっと楽しみにしていました。
1673年に岩国三代目藩主、吉川広嘉によって創建された錦帯橋。
世界でたった一つしかないという、木造五連アーチ橋です。
番組では、広嘉の橋への執念ともいうべき思いがよく伝わってきましたが、
ぼん太が印象に残ったのは、今も昔も変らぬ大工たちの技術でした。
広嘉が創建してわずか8ヶ月後に橋が流された後も、
何度か、架け替えられてきたわけですが、
匠の技ともいえるその技術は今に伝わっています。
番組の中で、とある大工さんが語っていましたが、
この橋は図面通りに作ると、うまく出来ないそうです。
複雑に絡んだ幾何学的な木と木との組み合わせ部分において、
木の個性を掴んでいる者でしか作り上げていけないそうです。
そして、その感覚的なものは、決して数値的に表せるものではなく、
口伝でしか伝えられないものだそうです。
匠達の長年の経験から得られるコツや勘といったものが
集約されて、やっとこの複雑な木造の橋が出来上がるといえます。
実際、私たちも昨年秋にこの錦帯橋の下部構造を間近で見ましたが、
まあよくも複雑にこんなに上手い具合に
木を組み合わせられるものだなーと驚嘆したものです。
今回、またテレビの画面を通じて、その技の凄さを改めて感じました。
広嘉の思いは、今も岩国の人々に脈々と伝えられて、
橋に携わる職人たちの技術もまた次の時代に伝えられていくことでしょう。