当社のお膝元 清水区興津本町の自治会様の依頼により、茨原神社の本殿を建築しております。
一間社流造りに倣って、原寸型板を取り、墨付け、彫刻等全て手作業で、現在大工加工場にて作業しています。
1.原寸型板
屋根の勾配にあわせ、そりを決めています。 全て原寸作業。
2.斗(ます)と肘木(ひじき)
四角ほうが、斗(ます)
3.蟇股(かえるまた)
かえるが足を広げて踏ん張って見え… ますよね
4.仮組み
5.懸魚(げぎょ)
破風と破風が合わさるところに付きます。
6.蟇股の鎬(しのぎ)を削っているところ
昔は、見習いの大工が、一番最初にやった仕事が、この鎬を削ることだったそうです。
すべて三寸勾配で削っています。
7.虹梁(こうりょう)の外の拳(こぶし)の彫刻をしているところ
装飾に使われている木は、色をそろえるため、すべて同じ一本の木から取っています。
まさに、匠の技
現在は、まだまだ作業場での作業が続いていますが、7月上旬の建て方が楽しみです。
亮