かぶれの世界(新)

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逆境で老いとの戦い

2021-04-23 16:59:13 | 健康・病気
介護施設にいる母親の様子伺いに定期的に帰郷している義弟が昼食を持って来てくれ、昨日の朝10時過ぎから4時間余り雑談した。実際には電話で医者に容体を聞くだけで、母親には会えないまま帰阪予定だという。彼は大阪からで極力ご近所との接触を避けざるを得なかったという。

私も東京からなので事情は同じ、二人はコロナ以外も色々なトピックを長々と話した。他の話題に移っても話しているうちに自然と我々の老化と健康にかかわる話題になった。若い頃義弟は2ラウンド回ったゴルフも今や1ラウンドが大変らしい。所有する2つのゴルフクラブを休会したという。

体力の衰えでバドミントンを退会したばかりの私は、彼の気持ちが分かり過ぎるほど分かった。因みに私も相続した会員権の一つはバブル崩壊後に売却、もう一つは休会したままだ。今や母の為に補強した階段等の手すりの恩恵にあずかっていると、高齢者の二人は異口同音に白状した。

実家に戻った最初の夜にベッドに入った時の寒さは半端なかった。冬布団や敷きパッド2枚で寒さに備えたが、それでも足らず夜中に毛布をかけた。翌朝7時過ぎの室温は11.6度、東京の自宅より10度低く震えた。その後毎日2度程度上昇し、今朝の室温は17.4度になった。

部屋の熱源は私とライト、テレビ、パソコンに加えて異常に高い外気で、徐々に体に負荷のかからない室温になった。帰京後3日間は夏日が続き表通りまで出て散歩すると汗をかいた。帰郷翌日の午前中大汗をかき庭の手入れし、試しに締め切った書斎に戻ると室温は0.3度上昇しただけ。実家の造りと立地が成せる業だ。この温度差の中で高齢者が家を出入りするのは中々厳しかった。

これがどの位体調に影響しているか気になり、長らく図り続けている体温と血圧をウォッチした。

日付 室温 体温  血圧 体重
4/20 11.6 36.3 133/85 67.8
4/21 13.5 35.8 136/92 68.1
4/22 16.2 36.5 124/85 68.2
4/23 17.4 36.2 126/84 68.0

もしかしたら体調異変かもと不安になったのは帰郷3日目だった。体温が5度台に低下し血圧が基準値をオーバーした。気のせいかもしれないが帰郷前からコンマ数秒の一瞬意識が飛ぶ様な感覚を何度か経験し悪い予感がした。だが、翌4日目には正常な範囲に戻り一安心した。私の身体はまだまだ調整能力があるかも、田舎の一人暮らしを続けても良さそうだと思い直した。

昨日の義弟との長い雑談は気分転換になった。義弟が帰った後にバドミントンのラケットを取り出し素振りとフットワークし、その後川沿いの遊歩道を散歩した。馴染みのオバサン達に出会い帰郷の挨拶をした。実は彼女達とは顔なじみで冗談を言い合うが名前は知らない。今夕方5時前、今朝17.4度だった室温は21.7度、これから散歩に出る積りだ。■

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