かぶれの世界(新)

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MGCに触発されて

2019-09-16 21:39:20 | スポーツ
昨日の朝食後から始めてゴミ捨て、朝ドラとルーチンをこなしながら続けてテレビを見ていると、オリンピック・マラソンの日本代表を決めるレースMGCの中継が始まると、片時も目が離せなくなった。全ての日本のトップレベル・ランナーが出場するレースは初めてで見応えがあった。

特に前半ぶっちぎりでリードした設楽のチャレンジは、終盤で失速し残念な結果になったが彼の勇気に感心した。もし彼がいなかったら出場者全員がけん制し合ってスローペースのつまらないレースになったと思う。日本トップのランナーが競えば上手く行ったとは限らない。

こんなに長くマラソン実況中継を最後まで見た記憶がが無い。私的にはMGCは大成功だった。その余韻で私も走りたくなったが、外は35度前後のカンカン照りでとても72才の高齢者が走る環境ではない。夕方涼しくなったら走ろうと思ったが、外の陽射しは何時までも強かった。翌日友人との食事の約束があるので長い距離を走る積りもなかった。

5時近くになっても友人からのメールが来なかったが、走りたい気持ちを抑えられなかった。5時過ぎにまだ強い日差しの中走り始めた。強い直射日光を避けていつもと違う山沿いの日陰の道を走り、JR五郎駅まで走った。そこは何時ものコースに戻る最後の分岐点だったが、日陰が続く肱川沿いの3桁国道の歩道を引き続き走ることにした。車では何度も通ったが走るのは初めてだ。

途中から国道と別れ川沿いの堤防を下流の小さな町春賀に向かった。ここから散歩中の人達に出会い、その度に私らしく世間話をしながら走った。彼等の殆どが女性だった。どこでも女性達はお喋り好きで、私にとっても新鮮で気分転換になった。春賀の食品加工工場裏から肱川に続く橋を渡り、今度は対岸を上流に向かい戻って行った。

対岸の道を走り始めた頃から度々の出会いと長話のせいで夕闇が迫り始めた。おまけに道に迷った。そこで出会った初老の女性に道を聞いてるうちに又もや世間話になり、私の様に退職後に都会から戻って田舎で生活を始めた人達がいることを知った。彼女の近辺の集落にも都会から戻ってジムを開き行き来している人とか、母親の介護のために退職後農業を継いだ人とか。

是非ともそういう人達と情報交換したいと思ったが、気が付くと山裾の人家のない辺りは車通りも少なく暗くて不安になり、その後は休むこともなく帰りを急いだ。上流の鉄橋を渡ると頻繁に車が通る国道に出た。更にもう一つ橋を渡ると五郎駅に着き元来た散歩道を通り実家に戻った。時刻は7時前で普段と変わらないのだが、日が短くなったせいか日暮れが早く随分遅く戻った気がした。

テレビをつけるとまだMGC関連のニュースをやっていた。万歩計を見ると約12km走ったことになる。最近ハマっているモデル歩きを取り入れた走り方の効果か、今朝になっても足の疲れや痛みが殆ど無かった。今日の昼のニュースバラエティでもまだMGCをやってた。又走りたくなった。■

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