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ワイドショーが決める内閣支持率

2018-06-07 14:13:53 | ニュース
これは日頃からテレビのワイドショーをよく見る老人の繰り言です。ワイドショーが内閣支持率に大きな影響を与える異常さを指摘し、その影響力を認識して関係者の自戒を求めるものです。同時に見る側の判断力も求められるべきなのですが、そっちの方はとても無理だと感じてます。

3月に下記の記事「女性が決める内閣支持率」を投稿した。その時は安倍内閣の支持率が急落した時で、党派とは無関係な女性の支持率下落が直接の原因だと思った。そして、彼女達の情報源はバランスに欠けるニュースバラエティ番組(ワイドショー)であるとしてその改善を提案した。
https://blog.goo.ne.jp/ikedaathome/e/b01f2ac805abef91894152ed4b3cc4bf
 
その後、内閣支持率は40%台で低空飛行するものの下げ止まりの傾向を示し、現内閣には安定した岩盤支持層の存在が推測された。以前から20-30代の若者の内閣支持率が高く、一方で老年世代は野党支持率が高いと出口調査等で報じられており多分その流れだろうと思っていた。想像では、この世代を中心に国会審議拒否する野党を非難する声が出たのだと思っていた。

私は前々からこのいびつな支持構造が気になり、もっと詳細な分析がなされないかと注目していた。そして、3日前に日本経済新聞の記事「動かすTV 守るネット層 揺れる安倍内閣の支持率」 (論説フェロー 芹川洋一)が具体的な数字を示し私の疑問に答えてくれた。その違いは情報源だ。

記事によると、外で仕事をしてない主婦やシニア男性は朝から夕方まで民放各局が流すワイドショーを政治の見世物として視聴し、政治を評価する情報源として支持不支持を決めている。支持率急降下はワイドショーが森加計問題を極端に高い比率で時間をかけて報じた時期と一致している。

一方若者世代の情報源は圧倒的にネットメディアであり、彼等は自らの選考基準でネットから情報を得て判断している。上記の主婦シニア層のテレビ視聴者はワイドショーの番組制作者が考えた、いわば与えられたテーマを受動的に見て彼等の判断に影響されるのとは好対照だ。

ワイドショーがこれ程の影響力を持っていたとは驚きだった。私は週刊誌報道の影響の強さを感じていた。だが、記事は週刊誌が特ダネを報じた時点では単なる「週刊誌ネタ」だが、テレビ報道された時点で政治過程に影響するようになると報じている。テレ朝女性記者が週刊誌に情報を持ち込み、それが周り回ってワイドショーで報じられ大きな流れが出来たのはまさにこのサイクルだという。

問題はワイドショーが政治に大きな影響を及ぼすことが、我が国にとって健全な姿かどうかだ。芸人やタレントが演じるワイドショーがこれ程の影響力があることを認識しているだろうか。記事は「メディアに従事している者にはその自覚が必要で、自省と自制が求められる。」と結んでいるが、残念ながら今のテレビ関係者にそういう自戒などあるようには思えない。■
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