かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

メルケルの苦境は民主世界の危機の始まり(追加)

2017-11-20 20:35:47 | ニュース
昨日メルケル首相の連立協議が失敗したら民主世界はヤバイと投稿したが、19日深夜に連立交渉が頓挫したと速報された。外出から戻り午後パソコンを開くと日本経済新聞によれば、「メルケル時代の終わりが始まった」と報じる記事を見た。心配していたが、昨日投稿したようにやっぱりかという気持ちもある。

大方の予想は、3党の主張は異なっても最後には妥協して取り敢えず何とかなるだろうというものだった。何ともならなかったら、EUはリーダーを失い一体どうなるのか、更にトランプ大統領の下で米国政府が機能せず中ロがやりたい放題やったら世界は一体どうなるのか。連立協議の失敗などあってはいけないと思っていた。

先ほど入って来たファイナンシャルタイムズ(FT)の速報によると、ユーロは「下落」と「変動せず」の二つの情報が流れたが、その後の日本市場の動きを見ると取り敢えず連立失敗のニュースはやり過ごしたようだ。米国の反応が気になる。他の速報では再選挙になる可能性が高まったという。

連立協議の失敗によってメルケル首相のリーダーシップは傷つけられたのは間違いない。結果論だが、ドイツ国民は「難民受け入れによる国内の混乱」を嫌い、「国内とEUの政治の混乱」を選んだ。非難を躊躇われる。だが、私の予測するようにそれは世界の危機につながる恐れがある。

上記の記事は私と違って欧州の盟主であるドイツの「無責任さが目立つ迷走劇」と切り捨てている。そうかもしれないが、日本がやってきたことを考えるとそんなこと言う資格はないと思ってしまう。いずれにしろ後戻りはできない。■

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メルケルの苦境は民主世界の... | トップ | 農振法??? »

コメントを投稿

ニュース」カテゴリの最新記事