かぶれの世界(新)

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イスラム過激派襲撃事件報道の問題

2015-01-08 18:43:26 | ニュース
7日フランスパリの週刊誌の編集者等11人と警官1人がイスラム過激派に襲われ死亡したという速報が入って来た。被害にあったのは政治週刊誌で編集会議中の編集者や風刺漫画家で、予め会議を狙った計画的なものだったようだ。風刺画家はイスラムだけでなく米国も皮肉っていた過去があり、イスラムの非寛容性が世界を揺るがしているように感じる。

犯人は3人で、未成年の一人は自首し、残り2人は逃亡中だという。2人は警察の監視下にあった、関連して7人が逮捕したという。そこまでやっていたのに、何故フランス警察がテロを防げなかったのか問題になるかも知れない。まるで映画を見るように倒れている警官を撃った犯人の姿は衝撃的で、警察は威信をかけて犯人を追及するだろう。

CNNは24時間体制で報じているのに、日本のテレビがマクドナルドのチキンナゲット等の異物混入ばかり報じているのはチョット呆れた。この連中は何が重要で何を報じなければいけないか全く分かっていない。ジャーナリストならこれは他人事ではないと考えないのだろうか。

先日TBSのサンデーモーニングで評論家がイスラム国を批判するようなことをしてはならない、日本人がトラブルに巻き込まれると発言するのを見て驚いた。それに対し何の反論もなかった。その恐れはある。だが、脅されたら黙って引っ込んで、血を流す欧米の後ろに隠れろというのか。

この人は日本はそんな恥知らずの無責任な国になっても平気らしい。日本は同じ民主主義国として欧州の英仏などに寄り添ってテロを絶対に許さないという姿勢をとるべきだと私は思う。安倍首相が直ちにフランス大統領に支持を伝えたのは当然だ。

確かに犯人をどう非難するか微妙な問題だ。イスラム教徒に何の問題もない、悪いのはイスラム過激派だと欧米トップの発想は一致している。中国が悪いのは日本軍部であり、日本国民ではないというのと同じ発想だ。だが、フランスでは移民イスラム教徒に世俗化を求めているのが対立を煽っているという指摘がある。日本のマスコミも突っ込んで詳細を紹介し報じて欲しい。■
コメント
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