IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2019.08.01 JICA地球ひろば『世界の幸せと悲しみ 人間の安全保障展』

2019年08月01日 19時59分49秒 | イベント・アートなど



JICAの『J's Cafe』でキューバ料理を食べた後は、
せっかくなので『JICA地球ひろば』の展示を見学。
ちなみにJICAという名称はよくTVで目にしますが、
「独立行政法人 国際協力機構/Japan International Cooperation Agency」
のことです。こんなところのビルに入るとは思いませんでした(笑)。





常設展的なエリアでは、世界の民芸品。





各国の民族衣装が着られるコーナーも。
とはいえ、中年のおっさんが一人で来て
コスプレする勇気なし(笑)。





展示コーナーには世界が抱える17の課題が紹介されています。
ここではディスプレイパネルの下に国のカードを差し込むと
その国の課題解決度がカラーライトで表示される仕組み。
日本は「4 質の高い教育をみんなに」が唯一の緑で、
5項目が赤。意外にも達成度は低いようです。





緒方貞子さん。人間の安全保障についてのスピーチビデオを拝見しました。
自国が自国の平和や安全などだけをしてはならないし出来ない、
グローバルに相互協力していくことが必要という内容でした。





教育。世界の多くの国々で教育が行き届いていないという内容。
教育が行き届かないと所得格差が縮まらないというデータも。





相互依存。ここでは主に日本で食べられる食材の多くが
海外に依存していることが示されていました。
もし輸入がストップしたら、コメとイモは十分だけれど、
肉や魚が今に比べて大幅に食べられなくなると示されていました。





世界の主食分布。
結構ワタシ的に興味深いブース。
コメや小麦、トウモロコシやイモが主食というのは
イメージできますが、「肉と乳」が主食というエリアもあり、
ちょっとビックリ。





健康医療。ここでは母子手帳を各国に普及させていることを示していました。





日本では現在、水道の蛇口をひねれば当たり前のように水が出ますが、
世界にはそうもいかない地域がいくらでもあり、
水の確保が日々の生活の大きなウェイトを占めるケースも。
JICAでは井戸ポンプの普及を進めているようです。





貧困。開発途上国では貧困であるために教育が受けられず、
教育が受けられないために、良い仕事に就けず、
病気にかかっても病院に行けず、貧困のマイナススパイラルが起こっているとのこと。
このような状況を打破するためには教育へのサポートが必要。





紛争。日本ではあまり報道されていませんが、
世界各地では紛争がいまも起きています。
現在、自国に住めず、海外に避難しているのは圧倒的にシリア人。
受入国の1番はトルコのようですが、難民対策には各国の支援が必要です。





熱効率の良いかまどの見本。
発展途上国にJICAが製作指導をしているようです。





マラリア蚊を入れないための蚊帳(かや)。
網目が4mmになっていて、糸には殺虫剤成分が練り込まれており、
5年間は効果が持続するそうです。
これを現地生産させ、現地の経済支援にもなっているようです。





帰り際に「国際協力適正診断テスト」。
一番上の質問に対する答えの穴にビー玉を落とすと、
次の質問にビー玉が落ちるという仕組み。





で、最初の質問は「捨て猫を見つけたらどうするか?」という内容。





「見なかったことにして、そのまま放っておく」
を選んで、そのままいくつかの質問に回答したら・・・

「国際協力は自分には関係ないと考えている、面倒臭がり屋のあなた
まずはせみなーやイベントなどに参加して、国際協力について
勉強してみよう!」と出てしまいました(笑)。





最初の質問で「捨て猫を連れて帰る」を選んだ場合は、
最終的に「正義感があり、慎重派のあなた。・・・
国際協力に役立つ資格を身につけよう!」でした(笑)。



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